大雨なのじゃ【ベレーザvs長野】
2024年11月2日、味の素フィールド西が丘を会場に、
2024-25WEリーグ第7節
日テレ東京ヴェルディベレーザvsAC長野パルセイロレディース
の試合が、15時05分キックオフで開催されました。
100日企画
ベレーザの10番、木下桃花選手。
昨シーズン終了直後にインドに一人旅に出てたり、凄いなと思って見ていました。7月下旬からは「100日後に何かする大学生×サッカー選手」として、毎日自身のInstagramで発信を続けながら、100日目の試合〔日テレ東京ヴェルディベレーザvsAC長野パルセイロレディース〕での集客イベントを仕掛けていきました。
ビールをワンコイン(通常700円→500円)、日本酒飲み比べセット、ベレーザ所属の大学生選手による集客対抗戦などがあり、数日前にスタグル出店店舗の追加がアナウンスされるなどベレーザも全面バックアップしていました。前日の金曜日には自由席の割引メールも届きましたが(私はベレーザの会員ではないので、WEチケット経由の過去ベレーザホームゲームチケット購入者が対象かな)既にいつものメイン指定席を購入済。
…しかし、残念ながら試合当日は大雨の予想に。今回のnoteの題名は、こちらの動画のシメ台詞「さらばじゃ」に掛けたものです。
最終日は、ガンジーTシャツを着て太陽神ラーに晴れを祈るというまさかの展開笑。
試合前
イベントブース、フードコート
長野からは午前中に出たものの、途中で関越道の事故渋滞(痛車を含む3台の事故かな)もあり、試合開始1時間半前くらいに西が丘周辺に。近めの駐車場はフル満車、本蓮沼駅方面に移動して駐車、徒歩で味の素フィールド西が丘へ。
いつものフードコートの位置にイベントブース、普段何もないアウェーゴール裏の外にフードコート出店。
この日の試合は「日テレパートナーデー」として事前の告知、BS日テレでの生中継や深夜帯での地上波放送などがあり、その辺を鑑みて「日テレで好きな番組は?」という凄く限定的なQ&Aがありました。
いつもの選手紹介ボードもバックスタンド側に移動。
私が来た時間は有難いことに雨は止んでいましたが、ボードの水滴を見ると雨が降っていたことが分かります。
イベントブースでファンサに応じていた土方選手。初めて写真を撮らせていただきました。
5年前の2019年、W杯がありベレーザは主力を多数招集されていた影響で、当時メニーナ所属だった選手がシーズン序盤は多数登場。また、群馬FCホワイトスターの対戦相手や皇后杯でメニーナを3試合見たりで、その頃から巧い選手だなあと思ってました。5年越しのファンサ達成笑。
私の勝手な持論ですが、鈴木陽選手と一番合うのは土方選手だと思うんです。というか、周囲を活かすポジショニングやボール運びがずば抜けてると思ってます。今期序盤の鈴木陽選手の不調は、土方選手不在(U20での離脱、戻って来た時には鈴木陽選手の序列が下がっていた上に土方選手がケガ離脱。一緒にプレーした時間が少ない泣)が影響してると思ってます。柏村選手のヒザのケガ含め、代表での長期遠征は負担が大きいのかなあ。土方選手の早期復帰を願っております。
WEリーグブースでは、レジェンド海堀さんと小林選手。小林選手もなかなかケガからの復帰に時間掛かってるなあ。
本日のランチ(お昼食べてなかった)「Mr.HALAL」さんでチーズチキンオーバーライス。ミスターという店名で勝手に中東系のおじさんを想像していたらお姉さんでした。
試合前の僅かな時間にかき込みました笑。美味しかったです。
試合前練習
メインに入った頃に、ちょうど長野の挨拶。川船選手がパーマ掛けててビックリ。これは是非ドイツのりお姉さんにいじってもらいたい。
鈴木陽選手はリザーブ。表情もこの日の天気と同じように晴れず。
選手入場
何かおかしなものでもあったんだろうか。後ろの坂井選手も笑ってる。
ベレーザの鈴木陽選手、長野の川船暁海選手。応援してる選手が2人ともリザーブで私はモチベーションだだ下がりでした笑。
前半
試合序盤は、それなりに長野の前線からのチェックが機能して、ベレーザもそう簡単に前には運べない時間帯がありましたが。
12分、菅野選手のゴールでベレーザが先制。
15分には、氏原選手のシュートが決まって2-0に。氏原選手はリーグ戦初先発で嬉しい初ゴール。
前半途中から、大粒の雨が。
逆サイドを撮ると、距離が遠い分多くの雨粒が画像に入ってしまい真っ白。
44分には菅野選手のヘディングが決まって3-0。
この辺から、もう雨が強過ぎてヤケクソで撮ってました。カメラに雨用カバー掛けながらなので、正直ちゃんと撮れてるのかどうかも分からないまま。
メインスタンド、足元のコンクリ部分は水溜まりに。
ここで前半終了。とても写真撮ってるような環境ではなくなってきました。
ハーフタイム
どしゃ降りの中、試合前に「ハーフタイムにまた来る」と約束していた、千葉県香取市からの出店「THE FARM」さんのテントへ。まだやってた。写真を撮れなかったのが残念ですが、焼きたてアツアツのオリジナルハーブソーセージを2本購入したら、オマケで焼き芋をひとついただきました。ありがとうございます。ソーセージは席に戻ってから雨の中実食。焼き芋はそのままポンチョの内側に置き、カイロ代わりになりました笑。勿論後で美味しくいただきました。
後半
川船選手が後半から出てきましたが、カメラもモチベーションも限界が近付きつつありました。
61分、コーナーから長野の髙橋選手が見事なヘディング。雨で良く見えなかったので、後でハイライト見ての確認ですが。メインスタンドの他の方も、ゴールが決まったのかすら雰囲気で察するくらいでした。
74分、坂井選手のファウルでベレーザがPK獲得。これをファウルされた樋渡選手が決め4-1。
828人。正直、集客企画で来てくれた大学生とかがいなければ500人切ってたと思います。それくらい、この日の雨はキツかった。カメラのレンズ内に水蒸気が入っちゃったっぽくて、私も帰りたかった(´;ω;`)ウッ…
松永選手のゴールが決まっても、さほど喜ばず。5-1。
88分。敗戦処理ならぬ雨天後始末の3人交代。
90分、長野も負けじと2人交代。
試合終了後、別々に両チームのサポさんから「交代が遅い」と言われました。そうですねとしか言えない笑。
撮っても無駄だなと思いながらも撮ってたら、鈴木陽選手にイエローカード。意味が分からんのでDAZN中継見たけど映ってなかった。公式記録によると警告理由は「C5」つまり遅延行為。誰がこんな雨の中で5-1でリードしてるのに遅延行為するんじゃアホか。現地で見てた限りでは、長野のFKになった時に再開地点に戻って来たボールが、バックステップで戻っていた鈴木陽選手の足に当たっただけに見えたが。主審ガチャハズレなのか、運の無さここに極まれりなのか。この日は副審のお二人の方が余程キャリアがあるというかそこら中の試合でお見掛けする方だったんですが。主審の方はWEリーグデータサイトを見ると選手と同世代の方で、今シーズンになってWEリーグの主審を務め始めた方。応援している選手という贔屓目抜きにして、これにカード出す必要あったのか疑問に感じました。
試合終了
ベレーザが5-1で快勝。
試合終了後は更に雨が強くなり、試合後のイベントやファンサは勿論無し。ポンチョ着てたのに胴体以外ずぶ濡れ、最後の警告の件もあり、個人的には非常に辛い試合の記憶となりました。
そのもやもやした試合の後半アディショナルタイム、鈴木陽選手がゴール前へドリブルで運びながらパスしたシーンがありました。鴨川時代なら絶対シュートなのに。何かベレーザの一兵卒に徹し過ぎてるんじゃないかなあと思いました。
2023年のなでしこリーグ1部MVPの鈴木陽選手と得点王の神谷千菜選手を獲得したベレーザ。日本屈指の育成出身で長く共にプレーした選手たちがひしめき合い、余所者が適応するには(特にFWは)苦労するだろうことは多くの人が予想していました。最低限以上の結果を出しながら神谷選手はベレーザを去り、鈴木陽選手は残る選択をしながら苦しんでいます。ケガ以外では恐らくキャリアでも最も苦しんでいるかもしれない。個サポは応援するしかないのですが。
帰りの気分は、この日の空と同じでした。