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リターンマッチと厳しい現実

2024年9月15日、味の素フィールド西が丘を会場に、
2024-25WEリーグ開幕節
日テレ東京ヴェルディベレーザvs三菱重工浦和レッズレディース
の試合が、18時03分キックオフで開催されました。

昨シーズン最終戦は、駒場でレッズレディースvsベレーザ。
同カードが翌シーズンの開幕戦。早過ぎませんかね笑。


試合前

現地到着&スタグル

試合開始2時間前くらいに西が丘周辺まで到着。良く停めているコインパーキングが「空」表示。やったー!と思ったら、私の前の車が入ったところで「満」切り替え。ファーx(自主規制)
付近のコインパーキング2カ所は元々満車表示。仕方なく本蓮沼駅周辺に移動。無事に駐車し、徒歩で500mほど移動。

せっかくの開幕戦ということもあり、鈴木陽応援仕様に。
オレンジ色は長野在籍時のリストバンドをキーホルダーに自作改造したもの、写真の方は23-24シーズンのチェキ風プロフィール写真を100円ショップで売ってるクリアホルダーに入れた自作品。裏には柏村選手のサイン入りが入ってます笑
途中、Dゲートを見ると(メインスタンドとアウェー自由席が利用)レッズレディースサポの方々の長蛇の列が。WEリーグ開幕節は意図的に近くのチームとのカードにしてアウェーサポの来場増加を促してるっぽいのですが、それにしてもこれは凄い・・・。

先ずはベレーザフードコート。
グッズ売り場に行くも、既に鈴木陽選手のプレイヤーキーホルダーは売り切れ。はええよ笑。柏村選手も売り切れ。鈴木陽選手は昨シーズンの選手うちわも発売日当日に早々売り切れたりとか、もう少し売れ筋選手はロット多くしてくれ・・・。
資金をガチャのユニキーホルダーに投下。32鈴木陽選手は、交換でいただきました。新シーズンから11番になった土方選手もゲット。柏村選手は出ず。出たらある意味レアだった神谷選手も出ず。リーグカップ初戦の試合当日にいきなり退団が発表された神谷選手は、これを書いている時点では移籍も海外挑戦もその後の発表はありません。

スタグルは、西が丘に行き慣れた人に良くオススメされる「いきなりステーキ」さんのサーロインステーキ弁当1,200円。何と言ってもその場で焼いた肉の旨さ、そして柔らかい。1,000円超えててもリピーターが多いの分かります。

入場

キックオフ1時間前、メイン指定席へ入場。
ベレーザ側のベンチ裏なのに、前も後もレッズレディースサポ笑。ゴール裏は完売告知が出た通り、真っ赤。ここから真横で見えないけど、メインのアウェー側も真っ赤。バックスタンド自由席も、半分以上真っ赤。「西が丘を赤く染めろ」なんてXでのポストがありましたが、その通りに。
いつもはスッカスカ(失礼)の、私がいつも陣取る写真の辺りも、隣まで埋まる状況。人混み嫌いの私(東京に7年住んでても慣れなかった)にはストレスフル。更に、隣のおっさんが許せないことをいくつもしていて、ホント西が丘観戦で過去イチ辛い日だったかも。

夕方から夜の試合に備え、ライトも点灯開始。

あれ、誰?と思ったら、金髪を黒髪に戻した三浦選手でした。

元パルセイロレディース監督、田代久美子さん。今は古巣浦和のコーチとレディースユースの監督も兼務されてます。

選手入場

試合

前半

先制点

12分。
前線でタメを作った浦和36藤﨑選手がマイナスのパス、受けた塩越選手が逆サイドへのスルーパス。これを島田選手が決めて浦和が先制。

アシスト、得点共に見事でしたが、その前の藤﨑選手のパスの受け方から持ち過ぎず戻すところも見事でした。まだ高校生、ユースでは9番を背負う藤﨑選手が、3強同士のアウェー開幕戦で才能を見せつけました。そういえばベレーザは、WEリーグになってから浦和に一度も勝っていない(リーグ3分け4敗、カップ1PK敗)のだとか。相性の悪さもあるのか、早くも追う展開に。

36分、ベレーザの三浦選手に警告。

41分、早くもベレーザの交代。
警告を受けたCB三浦選手に代わり、中盤の眞城選手。
左WBだった松田選手が3バックの左に、北村選手が左WBに、中盤前目に眞城選手が入りました。

北村選手が左から狙うも、シュートは枠の右。

前半アディショナルタイム、栗島選手と鈴木陽選手が接触、鈴木陽選手に警告。栗島選手は大事なく、試合終了までプレー。
このまま、前半はベレーザ0-1浦和で終了しました。

ハーフタイム

WEリーグデビューとは思えない落ち着いたプレーを見せる浦和の藤﨑選手。自然と笑顔も。

西が丘名物、荒ぶる散水機。

後半

後半の入り、ベレーザはいくつかのチャンスを作るものの決めきれず。

追加点

52分、浦和が見事なカウンター。
島田選手の見事なスルーパスが左の伊藤選手に渡った時点で半ば勝負あり。伊藤選手がダイレクトで中央にクロス、これに合わせた藤﨑選手のシュートは一度はベレーザGK野田選手が止めるも、こぼれ球を再び藤﨑選手が押し込み、デビュー戦でのゴール。

清家選手が海外移籍、猶本選手や安藤選手がまだケガから復帰せず、菅澤選手や水谷選手も戦線離脱。女子ACL出場の為カップ戦は予選免除でこの日が新シーズンの初公式試合。そんな色々なネガティヴ要素を全て吹き飛ばす、超新星の躍動。

58分、ベレーザは鈴木陽選手→青木選手。
余談ですが、青木選手は翌日の「JFA U-18 女子サッカーファイナルズ2024」にも出場、PKでゴールを決めています。

行こうかどうか迷った試合、結局この日の精神的ダメージ(試合と隣のおっさんと)が大きく響き行くのを断念しました。
高校の頂点とクラブチームの頂点との試合という意味はあるんでしょうけど、3連休の最終日に組まれた試合で、青木選手と眞城選手はWEリーグとの連戦。藤枝順心とメニーナはそれぞれ皇后杯の東海予選と関東予選を土曜日に戦い、中1日での試合。過密日程になりがちなこの時期にねじ込む必要があるのかという心配はあります。両チームとも土曜の試合に負けましたが、勝っていれば両チームとも土日月の3連戦になっていました。

青木選手のシュート気味のクロスはバーに当たって跳ね返り。

浦和の伊藤選手がゴールを揺らしたんですが、オフサイドの判定。
DAZNで見返しても分からない微妙な判定。左大外から走り込んでいる伊藤選手が島田選手のダイレクトパスの時に画面外で、次の瞬間の影で見るとオフサイドに見える・・・くらい。ここも島田選手の前の藤﨑選手含め、ベレーザのゴール前を完全に攻略したシーンでした。

直後に浦和は、藤﨑選手→高塚選手。大きな拍手が送られていました。

慌てていたのか、いときんのゴールが電光掲示板では認められるハプニング笑。30秒くらいで修正されました。

試合終了後

シュート数10対11。試合結果は0-2。
勝敗と、この数字以上に、浦和強しという印象のみが残る試合でした。
田代さんの写真を複数置きましたが、この日は藤﨑選手の大活躍と共に、ユース組の前原選手が途中出場、秋本選手がリザーブ入り。
開幕戦から教え子たちがこれだけの経験を積めた、ユース監督兼務の田代さんが、この日の西が丘で一番嬉しい人なのかもしれないなあなんて思いました。

ベレーザについて

シーズン前にエースの藤野選手が海外移籍(マンC)、U20ワールドカップに5人が遠征中、神谷選手が謎の退団など色々あるベレーザ。
ただ、藤野選手が出場しなかった浦和との23-24リーグ最終戦では3-3の殴り合い。藤野選手離脱後のベレーザの形はここで見えたと思っていました。やろうとするサッカーはそれほど変わっていないように見える中、何が不調の原因かと考えると、私が思うのは「土方選手(U20代表)と宮川選手(海外移籍)の不在」になるのかなあと思います。長話になるので詳細は書きませんが、前者は土方選手が帰ってきてコンディションさえ整えば、起用法次第で何とでもなると思ってます。問題は後者。宮川選手って昨シーズン後半からベレーザが取り組んでたスタイルにとって非常に重要なタレントだったと思っていて、これを誰が補うのか、気になるところです。
あと個人的に気になるのは、U20で戻って来た柏村選手が起用された場合、山本選手はどうなるのか。逆に昨シーズン後半戦同様に起用が少ないようならレンタル移籍で経験を積むのもアリなのか。長野辺りどうですかね笑


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