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株主総会レポート

こんにちは。ジーニーIRチームです。
2024年6月28日(金)に第14回定時株主総会を開催いたしました。
今回の記事では、開催概要と、株主総会で頂戴したご質問を抜粋してご紹介します。

開催概要

日時:2024年6月28日(金)10:00~
場所:東京都新宿区西新宿八丁目17番1号 住友不動産新宿グランドタワー5階
目的事項:
 報告事項 
 1. 第14期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)事業報告、連結計算書類並びに会計監査人及び監査等委員会の連結計算書類監査結果報告の件 
 2. 第14期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)計算書類報告の件
 決議事項 
第1号議案 定款一部変更の件
第2号議案 第三者割当によるA種優先株式発行の件
第3号議案 資本金及び資本準備金の額の減少の件
第4号議案 特定の株主からの自己株式取得の件
第5号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件
第6号議案 監査等委員である取締役3名選任の件
※議案は、原案のとおり承認可決されました。

▼関連資料
第14回定時株主総会招集ご通知
第14回定時株主総会資料
第14回定時株主総会決議ご通知
臨時報告書 

https://geniee.co.jp/ir/stock/meeting/

ご質問・ご意見

質問
みずほ銀行への優先株式発行による40億円の資金調達、その内容及び返済計画を教えてください。

回答
▶代表取締役社長 工藤 智昭
優先株式は3年後より普通株式へ転換可能な権利となっておりますが、2年後の全額返済できるオプションがついておりまして、2年後の償還を想定しております。返済原資としては、毎年の連結ベースのキャッシュフローに加えて、プライム市場変更時の一部売り出しによる償還等を検討しています。

質問
既存の借入金83億円の返済計画を教えてください。

回答
▶代表取締役社長 工藤 智昭
既存の借入金については、Zeltoの買収に伴う借入もあり、やや有利子負債比率が増加しておりますが、財務規律を考慮して、適正な借入水準を維持していくことを前提に通常の営業キャッシュフローや借換を通じて徐々に債務残高を適正水準に維持することを目指していきます。

質問
監査等委員である取締役は業務執行を監督する機能を十分に果たしていますか?

回答
▶社外取締役  鳥谷 克幸
監査等委員会を構成する社外取締役3名で各議案について事前に資料を事務局より受領し、委員会で条件の妥当性や取締役会での要確認事項を審議しています。
結果は取締役会でも答申しているので、借入についても十分に審議ができている認識です。

質問
昨年と比較して売上高が12億3700万円上がっているが、売上原価と販管費及び一般管理費の合計金額を昨年と比較すると12億5000万円上がっており、売上高を上回る計算となります。売上高より売り上げる費用の方が高いことについて説明してください。

回答
▶代表取締役社長 工藤 智昭
前期は当初の事業計画に基づいて事業を進行していく中で、途中で広告業界全体の成長率が下振れていることに気づいたものの、生産性等を考慮しきれず事業進行したことでコスト増となってしまいました。前期において、事業進捗を反映して販管費を全社的にコントロールできればよかったと、反省しております。

今年度においては、新任取締役候補者である西野が全社のコスト管理をしており、事業部別の生産性や一人当たりの売上総利益を新たに設定して、生産性を超えない場合は人員の追加をしたり、営業やオペレーション、コーポレート等において経験とテクノロジーを活用して効率的に業務をするための施策を検討しています。
並行して、今期は全社的なモニタリング体制を構築しているので、予想以上の販管費の上振れがないようにしていきます。

質問
債権放棄損4億円と記載されていますが、こちらの内容を説明してください。

回答
▶上級専門執行役員 CFO 菊川 淳
昨年、Hypersonic株式会社を吸収合併する際に、コーポレートスタッフ業務で発生したHypersonic株式会社のコスト負担を、ジーニーが債権放棄を行うことで債務超過状態を解消しました。
これはあくまで単体で発生している損失ですが、Hypersonic株式会社社側では債務免除益が計上されており、連結損益計算書では内部取引として消去されています。連結損益計算書がグループ全体の実態を反映したものになるのでご安心ください。

質問
新任取締役候補である西野氏の意気込みや抱負をお願いします。

回答
▶取締役候補 西野 勇一
ジーニーに入社して7年目を迎えました。当初は経営企画ポジションで入社しましたが、IR・広報・人事も担当し、コーポレート全体も管掌してきました。
また、ベトナムに拠点がある子会社にも赴任しており、昨年設立されたJAPAN AI株式会社にも携わらせていただいています。
ジーニーグループ全体のコーポレート部門について支援していますが、当グループの30%成長の実現に向けて取締役という新たな役割も全うしていきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

▶代表取締役社長 工藤 智昭
ジーニーは上場後、赤字に陥った時期もありました。しかし、そんな困難な時期に入社した西野が一つひとつの課題に正面から向き合い、解決したことで今のジーニーの礎を築くことができました。
現在西野にはCEO室長として、モニタリングや経営における精度の高い数値管理をお任せしています。
先ほど、販管費が売上高を上回っているのではないかというご質問をいただきましたが、西野をはじめとする取締役一同、一丸となって業績向上に取り組んでまいります。


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