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【2021年版】高配当株AT&T・ベライゾン今後の見通し

 配当株は、市場全体が暴落したとしても、放置しておけば配当をもらい続けることができるので、ポートフォリオに組み込むと安心感がありますね。

 高配当株で有名な2社ですが、現状の整理と今後の見通しについてお話していきます。

 最後にミシェルの投資スタンスについてもお話するので、最後までご覧ください。


各社の最新動向

 AT&Tとベライゾンの経営方針は大きく異なっており、その経営方針の差から同じ業界でありながら、株価に大きく差があります。

 特にAT&Tは、タイムワーナーやディレクTV等のケーブルテレビの巨額買収により、投資家から嫌気され株価は低調です。

 ケーブルテレビ関係は、ネットフリックスやDisney+のネット動画業界に対抗できないというのが大方の見方となります。

これらを踏まえ、各社の現状を整理しましょう。


AT&T(T)

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AT&Tが抱える懸念事項は以下の通り。

・Warner Media(旧タイムワーナー)の人気番組コンテンツであった有料チャンネルをサブスク化した「HBO Max」の伸びが軟調であること。

・「HBO Max」市場投入後2020年5月から3ヶ月での「HBO Max」申込者は<span class="marker">490万件</span>(月額$15)。その後、2021年1月現在分かっている情報で契約者累計1,260万人と大幅な伸びがないこと。

・2019年11月からスタートした「Disney+(月額$7)」が、すでに世界で8,680万人(2020年12月発表)なので、その差で圧倒されていること。 

・DirecTVは有料会員数が過去2年で700万件も減少しており、買収当初は2,600万件あった契約者が2020年第2四半期時点では1,500万件程度であること。

かなり厳しい状態なのは間違いないです。

 これを受けて当社のCEOは解任され、さらに次のニュースが出ています。

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 なんと、これまで「お荷物」として扱われてきたディレクTVの売却に乗り出したのです。

 これが現実化すれば、市場の評価は一変する可能性があります。


ベライゾン(VZ)

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ベライゾン(VZ)の経営スタンスは、AT&amp;Tとは対照的です。

ベライゾン(VZ)については、以下で詳しく解説しています(^^)/

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