映画 「華麗なる賭け」1968年と「仮装身分捜査」開始2025年
学生時代1970年代は2・3本で300円で見られる映画館が都内にはたくさんあった。封切映画館も、どちらも繁盛しているようだった。
その300円映画館でかなりの数の映画を見ることが出来た。入れ替えは特になかった記憶だ。
おすすめの映画のひとつですが、現在起きている事件と多少の類似点があるのに気が付いた。まずは映画を紹介します。
映画「華麗なる賭け」
アクション・コメディ
1968年 1時間42分
主演:スティーブ・マックィーン、フェイ・ダナウェイ
脚本:アラン・R・トラストマン
製作・監督:ノーマン・ジェイソン
音楽:ミシェル・ルグラン
「風のささやき(The Windmills of Your Mind)」ノエル・ハリソン
1968年:アカデミー賞で主題歌賞を受賞
主な役どころ
トーマス・クラウン(スティーブ・マックィーン)大富豪実業家で紳士
ビッキー・アンダーソン(フェイ・ダナウェイ)保険会社の調査員
マローン(ポール・バーク)刑事
「あらすじ、途中まで」
大富豪の「クラウン(マックィーン)」が完璧な銀行強盗を企画し、雇った部下5人で260万ドルの強奪に成功する。
疑惑を持った保険会社が調査員ビッキー(フェイ・ダナウェイ)を送り込む。
マローン刑事とビッキーは直感で「クラウン」を疑い、接近していく。
しかしビッキーは疑惑を持ちながらも「クラウン」に好意を持つ。
「クラウン」は再び銀行強盗を計画するが、刑事とビッキーはそれを察知する・・・・・
※この映画の序幕で次のようなシーンがあります。
強盗を実行する5人の男を、一人一人ホテルの部屋に呼び出し面談する。
ホテルの部屋の明かりは全て消してある、真っ暗。
明かりは「クラウン」の前にある丸いデスクスタンドのみ。
その明かりは面談に来ている男の顔に当たっている。
男にはその明かりのせいで「クラウン」の顔が見えない。
ここまでが映画のワンシーン
現在では「面談」に代わりに「SNS」で行われ、「役割分担」について、現在は「細かく分担」されているみたいだ。
随分昔から同じような手法が考えられていたようです。
「特殊詐欺グループ」
SNSを通じてメンバーを集め犯行を行う。トクリュウ、アポ電強盗、
一連の強盗事件だ。
最近特に目立って起きている卑劣な強盗事件、憤りを感じる。なかなか捕まらないし、ますます多発しているのが現状だ。
主犯格の犯人は誰にも知られることはなく、犯行が行われ大金を手に入れることが出来てしまう。犯人は自分の手を汚すことはなく、次の犯行先を物色し始める。
許されることではない。
日本の警察が、2025年にも実施しようとしている、捜査手法を出来るだけ早く行われる事を祈ります。
しかし取り締まりの手法と時期を、大々的に公表してもいいものなのか、それとも故意的に公表しているのか、多少疑問が残ります。
それとも、すでにその手法に着手しているのかもしれない。
それに対抗し、すぐに犯人サイドは対策を取ることにするだろう。
【警視庁は新たな捜査手法として
「仮装身分捜査」を検討している。
仮装身分捜査は従来のおとり捜査とは異なる。
来春までには実施(Yahoo!ニュースより)】
一昨日にも千葉県で立て続けに2件、事件が起きている。
警視庁の新たな捜査手法も公開したことと、年末ということもあり、ますます凶悪事件が、駆け込み的に増えてくる可能性を心配します。
他人事とは思わず狙われているのは高齢者であり、現金があり、一戸建てであるところが狙われている、該当するような方は、十分気を付けるようにしないといけないと思う。
私には起こりえない事、関係ない事、とかではなく、あったらどうのように対処するべきか、普段からの対策(相談=警察、警備会社・・・)、方法をいくつか考えておくべきであると思う。
とにかく早い段階で解決することを祈りたいと思う。
読んで頂き、感謝です。ありがとうございます。