心化粧5



背中合わせの想い
背中合わせのこの思い、どう抱きしめていいのか。
今日は昨日から始まり、明日は今日から始まる。
世界が始まる瞬間とは、自分が生きているこの瞬間を指す。
その過去も、その未来も、誰一人として保証することはできない。

契約と真実
契約は、神とのものによってのみ有効である。
人間同士の契約は、極めて俗物的だ。
霊的なものについて考えなければ、人間は真実を見誤る。

心と感性の行方
心の魂を偽りと考えることも、確かにあるかもしれない。
だが、この心から溢れ出る不確かな感性は、
存在自体が否定されるべきものではない。

身体からの解放
人は身体によって支配されている。
だが、それだけで存在を語るのは、あまりにも浅薄ではないか。
僕の今考えていることは、殻から出ようという、一つの革命的な試みなのだ。

殻からの脱却
殻から出たくない。殻から出たくない。
僕の感情は今、それに支配されている。
しかし、外に出ることが僕の新たな幸福への第一歩だということは、確かに確信している。

相反する感情と革命の圧力
故に、僕はこの相反する状況に対して、
心が押しつぶされそうな、
強い、強い、強いストレスを——
圧力を感じている。
しかし、今ここから飛び出さなければならない。
飛び出すことが、革命のファンファーレなのだ。

革命の朝
さあ、飛び出そう。
この部屋から、この殻から。
世界を変える瞬間というものは、
こういった朝に訪れるのかもしれない。
夜に哲学が生まれるならば、
朝とは、革命の実行の瞬間である。
常に革命は、朝に起きる。

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