#6【マニアック龍騎】浅倉威のキャラソンの歌詞考察
今回はキャラソン歌詞考察です!
龍騎のキャラソンって、歌詞が神ってますよね…。
前回の記事を踏まえて考察します!未読の方はぜひ↓
では、以下に浅倉威のキャラソン『spinnin' around』の歌詞を引用します。
歌詞考察
前回の記事ではこんなことを書きました。
浅倉の人生は火をつけた日から墜落していく。炎が燃え広がるように、止められない負のスパイラルが始まる。
もし、家庭の理不尽な環境を(弟のように)我慢して、火をつけなかったとしたら、というかすかな後悔が浅倉のイライラの正体ではないか。
それを踏まえて歌詞を見ていきましょう。
題名、spinnin' aroundは「ぐるぐる回っている」みたいな意味です。
もう一つよくでてくる英語I‘m getting high in my mindは「俺は頭がいっちゃってる」的なニュアンスかな??(有識者ー)
全体的な歌詞を見ていると、ノイズを考えないように、考えないようにして、自分にも、他人にも止められず、ずーっとぐるぐる回っている人。理不尽な現実に、満たされない心を持ち続けながら、運命を変えたくて、此処じゃない何処かへ行きたくて、進み続けて、いつか止まる時を待ってる人。
って印象。これが上記の考察(妄想)をするきっかけでした。
ノイズってなにかなって考えたとき、やっぱりかすかな後悔なんじゃないかなと。それをかき消すために、自分の選んだ道を正解にするために浅倉は進み続けているのかも。
満たされない心、押し殺された感情…きっと世の中の理不尽に対する怒りかと思います。浅倉は生まれたときから恵まれない環境にいて、ある意味、火をつけて運命に抗ったのは仕方なかったともいえる。どっちを選んでも地獄。それでも生きていたかった…自分が生まれたことが不正解だとは絶対思いたくなかったのだと思います。運命なんてこの手で壊してみせるってことですね。
浅倉の人生はライダーバトルが始まる前ならもしかしたら引き返せたかもしれないけど、脱獄時点から完全に詰んでます。もう本当に、誰かに殺されるまで止まることはなかったのでしょう…。
以上、考察ともいえない歌詞考察でした!
浅倉は運命に抗おうとしていた人…とかあんまイメージじゃないですね!
ナンカちょっと浅倉を擁護するような感じになっちゃいましたけど、それというのも、
真司が言ったこのセリフが私は好きでして。龍騎の人たちはみんな、つらい中でも、社会的に悪くても、一生懸命生きてるところが好き。
浅倉は理解のできない思考をしているけれども、一生懸命生きている人たちの一人だと思います。
美化されるべきじゃないけど、真司や令子さんが理解しようと努力したように、考えてみたかったというか、まあそんな感じです!
世の中いろんな人がいるじゃないですか。ネットにはときたまひどい言葉が飛び交ってますけど、人間じゃないとか、死んでもいいとか、って思っちゃうのはやっぱり悲しい。
そんな風になんでも受け入れようとすると、禿げるんでしょうね。