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ママの時間軸と特大ブーメラン

19年間、中学校の教員をしています。
その間、3人の子どもの産休育休を頂きました。
その後、フルタイム、部分休業の制度を利用して続けてきました。
今、休職中です。

ある日の夕食で

先日の夕食の出来事。
息子が「ご飯できた?」と聞いてきた。
あとは唐揚げを揚げるだけ。「できたよ」と答える私。
テーブルに付いた息子から「え、できてないじゃん。できたっていったよね。」と返ってくる。
できてないけど…できてるんだよ。
あれっ…???

返ってきた特大ブーメラン

私は、このやり取りをしっている。デジャブだ!!!!!!!!!
これ、私が娘の立場で言っていた。
「ごはんできたよー」と言われて、テーブルに付くと、できてない。
「えっ、できたら呼んでっていったじゃん。」
できてないのに母の呼ぶ心理がわからず、このやり取りを何度かした記憶が蘇ってきた。
なんでこんなことが起こったのか…。

母としての「できた」

味噌汁、ご飯が、その他副菜ができている。
後は、唐揚げのみ。
母としては、あったかいうちにを食べさせてげたい。
唐揚げを挙げている間に、
必要な皿やコップを並べ、
副菜を出し、
必要なものはレンジで温め直している間に
唐揚げの様子を見て、
いいタイミングで、味噌汁を並べ、
ご飯をよそい、すべてが揃って
唐揚げ完成!!
すべてが温かい状態が頭の中でできていて、
温かいまま、みんな揃って、はい、いただきます。
もう完成している「できてるよ」
泡よくば、手伝って貰えれば、もっと早く完成。

娘として、自分の子どもとしての「できた」

テーブルにすべて並んで
座りました、はい、いただきます、のできた。が完成。

「温かいものを温かいうちに。」の母親の心知らず、
まだ、できてないじゃん、と思っていたのが、
大きなブーメランとして返ってきた。

では、子どもの言う「ご飯ができた」で呼んでみる。
「今、ゲームがいいところでちょっとまって…」
「今、見てるテレビがいいところで、ちょっとまって…」
「今、●●始めちゃて…」
「今、遊びが盛り上がっているところで…」
って、できてから、みんなが揃うまでのタイムラグ…。
これにちょっとイライラする。
夕飯の時間は、だいたい決まっている。

デジャブだったもの

これは…うちだけだろうか…。
一緒に手伝いをさせる…、時間を意識させる…
たくさんの解決法はあるかもしれないが…

母の温かいごはんを提供したいという気持ちと、
あのときの母と同じことをしている自分に気がついた、そんな日。


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