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息子との闘いの末…
19年間、中学校の教員をしています
その間に、3人の子どもの産休育休を頂きました。
その後、フルタイム、部分休業の制度を利用して続けてきました。
今、休職中です。
管理人さんに声をかけられた
毎朝、子どもが学校に行くときに「いってらっしゃい」と声をかけてくれる。
「長男くんが、一回立ち止まって挨拶してくれるんですよ」とか
「大きな声で挨拶してくれて、嬉しいです」とか
「私に気づいてなくて、挨拶したら、飛び上がるほどびっくりしてて、わるいことしちゃった〜、ごめんねって伝えてね」とか
そんな話をしてくれる。
数年の私と息子との闘い。
「息子くん、元気ね〜」そんな風に話しかけられた。
春が近づいてきたとはいえ、まだまだ寒い日が続く。
最近は、一段と寒い。
そんな中、息子は上着も持たず、学校へと向かう。
「私はいっぱい着込んじゃうのに、寒くないのかなぁと思いながら、毎朝、見送るんだけど」という話。
ここには、数年の私と息子との闘いがある。
「風邪を引くから、今日は寒いから、上着をきなさい!!」という私。
「荷物になるからさー。どうせ着ないからさー」
最後は、
「わかったよ💢」と怒りながらいく息子。
「なに、その態度💢」のお互い機嫌の悪い朝。
朝のスタートが機嫌悪くていいのか…と疲れた私は、
「上着は?」と声をかけ、それ以上の声掛けは辞めた。
寒い日に、半袖短パンで出かけようとした日もあった。
「どうみても季節感ないだろ〜」にも
「どうせ、動くと暑くなるんだから…」の一点張り。
妥協案として、長袖の中に半袖を着て、暑くなったら脱ぐで落ち着いた。
男の子あるある…なのか?!
「寒くないの〜?」こんな声掛けに、私も慣れてしまった。
「言うけど、荷物になるって着ないんだよ〜」の会話も何度もした。
時々、「私の知り合いにもね…着なくて…何度も言うらしいけど」という話を聞く。
今回、声をかけてきてくれた管理人さんの知り合いの子どももそうなんだと。
一定数いるらしい。
毎朝のよくわからない闘いをやめて、今では、適度に声をかけ、
着ないならそれ以上は突っこまない。
私と息子の闘いは、お互いのイライラしない道を選んだ。
それでも、この闘いを続けているお母さんにはご苦労さまと言いたい。
もうすぐ、暖かくなりますね。