夢だった学校の先生に
人のためになる仕事、人に寄り添う仕事を目指した私は、夢だった学校の先生になることが出来ました。中学校の先生です。
教員19年目(産休育休5年含む)
最初の年は副担任から始まり、その後は子どもが生まれるまでずっと担任でした。
部活は、運動部。私の地域は全員顧問制。文化部の経験は1年間だけです。
もう10年以上前の働き方です。
6:30 出勤 教室廊下の窓開け、廊下の掃除、教室の掃除、
机の落書きチェック、授業準備、印刷等
7:20 朝練習 部活の朝練習がほぼ毎日
8:00 あいさつ運動 生徒会主体の活動
8:20 打ち合わせ
8:35 朝の会
9:50 授業開始
12:45 昼食指導 教室で一緒に食べて指導。
15:30 授業終了 掃除、帰りの会
16:00 部活開始 部活指導、委員会指導、会議のときもある
18:00 下校指導
18:30 打ち合わせ 落ち着かない生徒も多く、その日の生徒指導報告
20:00 授業準備 教科指導の準備、道徳、HRの準備、
回収物の点検、資料作成
10:00 退勤
家には本当に寝に帰るだけ。土日は部活動です。土日のどちらかは練習試合(1日中)。4時間練習の日は、学校で残っている残務に休日も当てていました。これが何年も。。。
当時は、残業時間のカウントがなかったので、正確なものは残っていませんが、月に半日休みがあったかなくらいの感覚です。それ以外は、毎日、学校に、生徒のそばに、同僚と一緒にいました。
もちろん、朝の時間、時間外の労働、休日の活動は、ほぼボランティアです。
人のためになる仕事、人に寄り添う仕事をしたいと思うだけのやりがいも
もちろんありました。
でも、気づいたんです。自分の子供をもってから。
産休育休に入り、外から学校を、今の働き方を見たときに、気づいたんです。
それまで、自分の働き方に疑問はありませんでした。なぜなら、私の働き方ではなく、周りの先生方も同じ働き方だったから。
朝早く、夜遅く、土日は部活、多少の体調不良なら這ってでもくる、ような生活。
コロナ禍や働き方改革で、先生の仕事も見直されてきました。
朝練がなくなった。
土日の部活動もどちらかは休む。
サポートスッタフの導入により、事務作業の軽減。
体調不良による休みも以前よりは取りやすくなった。
行事の縮小、見直し
研修のオンライン化
では、10年前よりも働き方が変わったかというと、正直そんなに、、、が答えです。
行事の縮小、見直し、オンライン研修もコロナ前に戻りつつあるのを感じます。
以前より休みに寛容になった部分もありますが、先生が足りなくて、休みにくい雰囲気もあります。
新しく入ってくるものによって、業務が煩雑で多様なものに増えています。
まとめ
人のため、人に寄り添える仕事だが、今のような働き方をいつまでもはできない。
働き方改革の改善や見直しに期待する、、、?期待できる、、、?