インハウス弁護士というお仕事
初めての記事ですので、自己紹介も兼ねて弁護士業界でいうインハウスというものをご紹介いたします!
弁護士といえば捕まったときにお世話にーとか、裁判所に行ってーというイメージの方も多いでしょうか。
このイメージとは全く逆を行くのが、インハウス(組織内)弁護士というお仕事です!
インハウスは、企業や自治体の1職員として働く弁護士になります。
あなたの職場を想像してみてください、隣の机に座っている人が、宅建やFPのように、ただ弁護士資格を持っている、そんな感じのイメージです。
ただし法律の専門家として採用されますので、どちらかといえば事務方、特に法務部のような部署に配属されることが多いですね。
気になるお給料ですが、企業でも公務員でも同年代の方より高いことが多いかと思います。
気になる方はひまわり求人(https://www.bengoshikai.jp/kyujin/search_lawyer_corp_list.php)という弁護士向けのサイトがありますので、こちらを見てみると大体の金額がわかります。
勿論経歴よりけりですが、600万から1000万ぐらいが相場でしょうかねー
ちなみに組織ではない弁護士の場合、本当に個人の力量によります…
一般の弁護士は個人事業主ですので、お仕事をとってこれる人が強いということですね。
一般の弁護士=フリーランス、インハウス弁護士=サラリーマンというのがざっくりしたイメージで合ってるかもです。
それでは何故資格を持ってるのにサラリーマンをするのか?というと、専らワークライフバランスや子育てに力を入れたい、という需要があるからです。
個人事業主では遅くまで仕事があればしますし、土日も働きます。その分お金にはなりますし、仕事がなければゆっくりもできますが、良くも悪くも不規則になるのです。
その点、サラリーマンは業務時間と休日が決まっており、有給もあります。日々の生活を自分でコントロールしやすいんですね。
そういった需要から、疲れ切った弁護士のほか、新しいキャリアを積むという意味で、インハウスをされる方もいらっしゃいますね!本当に頼もしい限りです。
それでは私はというと、自治体の中で弁護士資格持ちの公務員として働いています。まだ全国でも200人いないぐらいのマイナーな立場にはなりますねー
もしも役所で見かけたら、珍しい物を見る目で見てあげてください。
普段は専ら役所内部での相談を受けており、裁判があればそちらにも出向きますし、対外的な交渉にも出ます。法律が絡めばなんでもやる便利屋、みたいな立場とも言えます。
ざっくりとした説明はこの程度になります。
今後はもう少しためになるような記事を書きたいなぁと思いつつ、本日はこの程度で筆を置かせていただければと思います。
拙文ですが、読んでいただきありがとうございました。