洋燈
筒に薔薇で蓋をしたような
柔らかな光を階段と廊下に
放っていた一般的な洋燈がある
いつも点いてほしいと無意識に思っていたのだと
あらためて想像してみるとそうなんだと思った。
たぶん階段の天井に備え付きのものだから
蛍光灯ではなく電球だから点けないのだと思う
遠い記憶の洋燈の光
あのやさしいひかりを夢の宵闇に
点けてはくれないだろうか
そうしたら寝子のように気持ちよく眠れてしまいそうなものだが
筒に薔薇で蓋をしたような
柔らかな光を階段と廊下に
放っていた一般的な洋燈がある
いつも点いてほしいと無意識に思っていたのだと
あらためて想像してみるとそうなんだと思った。
たぶん階段の天井に備え付きのものだから
蛍光灯ではなく電球だから点けないのだと思う
遠い記憶の洋燈の光
あのやさしいひかりを夢の宵闇に
点けてはくれないだろうか
そうしたら寝子のように気持ちよく眠れてしまいそうなものだが