宗教は戦争の火種でなく、平和の種だ
◆はじめまして
私は日夜、身業(行動)口業(言動)意業(意思)において仏道修行に励む在家信者(出家していない一般信徒)です。
昨今のガザ情勢、またはIS、9.11など、一般的に宗教に馴染みのない人々にとっては、宗教が戦争の火種と映るかもしれません。
まさにマルクスの言うところの『宗教はアヘンである』と。
しかし、宗教を具に探求してみると、宗教は戦争の火種どころか、平和の種である事がわかるのです。
では、なぜ宗教が戦争の火種となっているように見えるのか。
それは、①指導者が本当の目的を隠し、宗教を利用しているから
OR
②指導者が狂信的になり、宗教の本質を理解していないから
そして、一般信徒は宗教の本質を理解しようとせず、利用されているのです。
日蓮も一般的には、激しい攻撃型の僧侶というイメージが付きまといます。
しかしそれは、亡国の危機にさらされた中での、決死の行動による日蓮の一面であり、現代の平和な国に暮らす立場からハラスメントと扱下ろすのは、現代平和ボケびとの逆ハラスメントではないでしょうか。
本当に日蓮が伝えたかったのは何なのか。
私が40年余り修行して得た独自の日蓮観。
日蓮の著作を本文のまま、ありのままを読み取り、その真意を汲みだしていきたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いいたします。