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ブルックリンドリルシーン先駆者PopSmokeの軌跡
PopSmoke本名はアメリカニューヨーク州ブルックリンで生まれ、母はジャマイカ人で合唱団に所属、父はパナマ人でドラムをたたいており音楽一家で育ちました。
しかしPopSmokeが育ったニューヨーク州ブルックリンはかなりハードな環境で大金を稼ぐには、野球選手かラッパーかドラックディーラーになるしか道はなかったと話しています。
PopSmokeが選んだのはドラックディーラーでした。16歳の頃にはドラックディーラーで大金を稼ぎBMWを購入しました。
そんな中転機が訪れます。友人のJay Gwuapoとスタジオに出入りするようになり遊び感覚で楽曲を制作し、2018年から本格的に活動をスタートしました。
2018年12月「MPR」2019年1月「FLEXING」の2曲をリリース。
リリース当初からバイラルヒットしラッパーとしての知名度を徐々に獲得していきました。
そして2019年4月に楽曲「Welcome to the Party」がヒットし、Republic Recordsとの契約を掴みました。
2019年7月にデビューミックステープ『Meet the Woo』をリリースする。収録曲の「Dior」は全米初登場22位を記録し一気にメインストリームに駆け上がりました。
翌年2020年2月に2作目のミックステープ『Meet the Woo 2』をリリース、全米7位を記録しキャリアスタート数年でシーンのトップへ成長しました。
しかしこのリリースから2週間後に命を落とすこととなります。PopSmokeはAMIRIのギフトをインスタグラムストーリーに載せそこに住所が記載されており位置が特定され強盗に入られ射殺されました。
死後の2020年7月にデビューアルバム『Shoot for the Stars, Aim for the Moon』がリリースされ、客演には、LilBaby, DaBaby,Future,Quevo,Roddy Ricchなどが参加。Billboard 200で初登場1位を記録獲得。アルバムに収録された全19曲すべてがBillboard Hot 100にチャートインする偉業を達成しました。
翌年2021年セカンドアルバム『Faith』が22歳の誕生日である2021年7月20日にリリースされました。
Kanye West, Pusha T, 42 Dugg, 21 Savage, Takeoff, Lil Tjay, Swae Lee, Future, Chris Brown, Quavo, など数多くのラッパーが客演として参加しました。しかし「お金のため」や「未完成」などの批判する声もありそこまで高い評価を得られずに終わりました。
Pop Smokeはシカゴで生まれたドリルミュージックをUKドリルラッパー達とコラボしながらブルックリンドリルへ発展に大きく貢献してきました。
彼がいなかったらドリルミュージックはここまで世界へ浸透していかなかったと考えます。彼が残した功績は素晴らしく死後も色んな地域で聞かれクラシックとなっています。RIP。
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