GA4に曜日のカスタムディメンションを追加する方法
こんにちは。
GA4では、以前のバージョン(ユニバーサルアナリティクス)では用意されていたディメンション「曜日」がなくなっている(2023年6月13日時点)ので、カスタムディメンションで追加しなければいけません。
この記事では、GTMのカスタムJavaScript変数でGA4にカスタムディメンション「曜日」を追加する方法を共有します。
GTMでカスタムJavaScript変数「曜日」を追加する
GTM のカスタムJavaScript変数で以下を追加して下さい。
名前:曜日(お好みで変更してください)
JavaScript:以下をコピペしてください。
function getDayOfWeek() {
// 現在の日付と時刻を取得
var now = new Date();
// UTCから日本時間への変換
var japanTime = now.getTime() + (now.getTimezoneOffset() + 540) * 60 * 1000;
var japanDate = new Date(japanTime);
// 曜日の配列
var daysOfWeek = ['日', '月', '火', '水', '木', '金', '土'];
// 曜日を取得
var dayOfWeek = daysOfWeek[japanDate.getDay()];
// 曜日を返す
return dayOfWeek;
}
GTM のプレビューで確認
プレビューで変数が取得できているか確認します。
どのページでも良いので、プレビューを開きます。
プレビュー画面で、一番サイトのイベント「Consent Initialization」を選択し、アウトプットを「Variables」にして変数の内容を表示します。
変数の中で、今回設定した「曜日」を確認します。
事実と合っていればOKです。
GA4 設定タグにイベントパラメータを追加する
作成した変数の値をGA4に遅れるように、GA4設定タグのオプションに追加します。
GA4 設定タグの設定フィールドに追記します。
フィールド名:day_of_week(お好みで変更してください)
値:{{曜日}}(上記で設定したカスタムJavaScript変数の名前)
追加で来たらGTM側の設定は完了です。
公開してください。
GA4 でカスタムディメンションを登録する
GA4はイベントパラメータで計測しているだけでは管理画面上で使用できないので、カスタムディメンションに登録することを忘れずに。
管理 > カスタム定義 を選択して、カスタムディメンションを追加しましょう。
ディメンション名:曜日(お好みで変更してください)
範囲:イベント
説明:アクセス時の曜日を取得(お好みで変更してください)
イベント パラメータ:day_of_week(GA4 設定タグに追加したフィールド名)
追加して保存できたら設定完了です。
完了したその日から、GA4上で曜日ごとのデータを確認できるようになります。
さいごに
今回はGA4に曜日を追加する方法を紹介しました。
今後も私が実務で使った内容などを共有したいと思います。
参考になればうれしいです。