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読みがたり

 息子に、読み語りを始めた。最初に選んだ本は、『ふたりはしんゆう』(アーノルド・ノーベル作、三木卓訳、2022年)である。がまくんとかえるくんシリーズ『ふたりはともだち』『ふたりはいっしょ』『ふたりはいつも』『ふたりはきょうも』の大判合本である。

 読みきかせは、息子が選んできた絵本を一緒に読むのだが、読み語りは、私が選んで朗読する。全20話を事前に読んで、「おはなし」と「クッキー」と「ぼうし」で悩んで、「クッキー」という話を選んだ。

 読みきかせは、子どものリクエストに応える活動だが、読み語りは、子どもの世界を広げていく活動だ。だからこそ、語るほうが、おもしろいと思えるところまでお話を選ぶことが必要となってくるし、拒否する自由が子どもにある。

 

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