【安定感あり】うらこうさくセキタンザンVMAXデッキ紹介
・初めに
はじめまして。ガッちゃん(@genge_roge__)です。
普段は身内でポケカをしていることがほとんどですが、今回魅力的なセキタンザンVMAXの構築を発見したので、共有できればと思い記事を書くことにしました。
記事を書くのは今回が初なので、文の構成や文が拙い部分があるかもしれません。ご了承ください。
十分に可能性を秘めたセキタンザンVMAXの構築になっていると思うので、最後までご覧いただければ幸いです。
1, セキタンザンVMAXの特徴
セキタンザンVMAXのテキストに関して魅力的な点は、
・エネルギー加速をして130ダメージの火力が出るふんかだん。
・130+240でダメージを与えられるため、多くのVMAXポケモンを安定して2発で気絶させることができる。
・逃げるのに必要なエネルギーが4つなのでムキムキパッドに対応している。
・環境に草タイプが少ないため、弱点をつかれにくい。
・闘タイプであるため、多くのデッキに採用されるデデンネGX、クロバットVに弱点をつける。
の以上が挙げられます。
短所(セキタンザンVも含む)としては、
・後攻を取った時、1ターン目セキタンザンVでは技を打つことができないため、相手に後れを取ることが多い。
・ふんかだんで威力130を出せるかどうかは確実ではない。
の以上が挙げられます。
2, 一撃ウーラオスVMAX、連撃ウーラオスVMAXとの差別化
先ほど列挙したセキタンザンVMAXの魅力的な点と短所を踏まえて、新しく環境入りするであろう同じく闘タイプの一撃ウーラオスVMAX、連撃ウーラオスVMAXとの差別化を行います。
一撃ウーラオスVMAX、連撃ウーラオスVMAXはともに下技を打つとエネルギーをトラッシュしなくてはならないため、反動があります。さらに一撃ウーラオスVMAXは1発で、連撃ウーラオスVMAXは2発で確実に相手のVMAXを気絶させられるか(構築全体として)には不安が残ります。
まずその点に関して、130+240でダメージを与えられるセキタンザンVMAXは一撃ウーラオスVMAX、連撃ウーラオスVMAXとの差別化をすることができます。
他に、一撃ウーラオスVMAX、連撃ウーラオスVMAXは現環境で一定数存在するドラパルトVMAXやミュウツー&ミュウGXに弱点をつかれます。それに比べると、セキタンザンVMAXが弱点をつかれることは少ないでしょう。(ただし、セキタンザンVMAXもドラパルトVMAXはだいぶ不利な対面です。)
さらにもう一つ差別化できる点として、セキタンザンVMAXのみムキムキパッドに対応していて、特殊エネルギーの枠としてストーン闘エネルギーを4枚簡単に採用できる点です。これより耐久面でセキタンザンVMAXが他より優れているといえるでしょう。
3, レギュレーション変更での影響
上の画像は、私がシティリーグシーズン2で用いたデッキです。
現レギュレーションでは使えない、セキタンザンVMAXと相性の良かったカードのみ取り上げて説明します。
・マグカルゴ(じならし)
エネルギーを山札のトップにおける。ヤレユータンのさるぢえと合わせることで、山札のカードを好きなタイミングで手札に持ってくることができる。
・ディアンシー
ダメージ調整
・ジラーチ(プリズムスター)
主に非V、非GX相手へのサイドレース、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのデッキへのサイドレースで後れを取らないため。また、デデンネGXやクロバットVを気絶させて、2(3)+3や2+3(4)などでサイドをとるため。
これらのカードが使えなくなった現レギュレーションでは、スマホロトム型のセキタンザンVMAXデッキが多くみられます。このデッキも前レギュレーションでの立ち回りと同様に、エネルギーを山札のトップにおいてふんかだんを打っていくという立ち回りになります。
しかし、スマホロトムではセキタンザンVMAXを安定して動かすことはできず、やはり前レギュレーションでマグカルゴ(じならし)がいた時と比較すると安定感は下がり、デッキパワーも落ちてしまいました。
4, デッキ作成の経緯
いかにして従来の安定したセキタンザンVMAXデッキを再現しようかと考えて、たどり着いた結論が、インテレオン(うらこうさく)でした。
インテレオン(うらこうさく)は2進化でありながら、インテレオンの1つ前の進化元であるジメレオンの特性もうらこうさく(こちらは、山札から持ってこれるトレーナーズの枚数が1枚)なので、1進化も十分に活かすことができます。
うらこうさくという特性はトレーナーズしか山札から持ってこられませんが、そこはエネルギー転送を入れておくことで、実質エネルギーも山札から持ってくることができ、セキタンザンVMAXのふんかだんも安定して打つことができます。
従来のマグカルゴのじならしと同様に、好きなトレーナーズを山札から持ってこられる特性は、終始腐ることがありません。また、デッキに一枚だけ入れているカードなども好きなタイミングで手札に持ってこられるので十分に活かすことができるでしょう。
さらにうらこうさくはじならしとは異なり、ヤレユータンのさるぢえを使わないでもトレーナーズを手札まで持ってこられるので、さるぢえを他のタイミングに温存できると考えると、じならしより優秀と言えるかもしれません。
(例:手札がよくないときにうらこうさくで博士やマリィを持ってきて、それを使った後に、さるぢえで手札のエネルギーを山札のトップに置き、ふんかだんを打つ)←マグカルゴのじならしではヤレユータンが2体必要となる。
一応、現レギュレーションでもガマゲロゲを使えば、じならしすることはできますが、2進化であり、かつガマゲロゲの1つ前の進化元であるガマガルは特性を持たず活かせないので、やはり安定感に欠けると感じ、採用しませんでした。
5, デッキレシピ
(追記)メッソンは画像に表記しているものではなく、スターターセットV水に収録されているHP70のメッソンの方が良かったです。
6, 採用カードと枚数
簡単にそれぞれのカードの採用理由(枚数など)を述べていきます。
・セキタンザンVMAX3‐セキタンザンV4
先行を取れた場合はセキタンザンでスタートしたいのでVは4枚、VMAXは4枚採用したいが枠の都合上3枚。
・インテレオン2‐ジメレオン3‐メッソン3
デッキを回すために博士の研究やデデンネGXを使いトラッシュに進化先が1,2枚送られてしまっても大丈夫なようにできる限り多い枚数採用。後攻を取ってしまった場合はメッソン、またはヤレユータンでスタートしたい。
・ヤレユータン2
2枚で十分。ふんかだんのためだけでなく、博士の研究やデデンネGXでトラッシュしたくないカードを山札に戻せるため、ピン差しや進化ポケモンを多く採用しているこのデッキととても相性が良い。
・デデンネGX1、クロバットV1
合わせて2枚は採用したい。
・ミュウツー1
優先度はそれ程高くないが、ボスの指令やローズの枚数が少ないことと、ヤレユータンと相性が良いことから採用。
・ミュウ1
連撃ウーラオスVMAX対策
・クイックボール4
1ターン目にベンチに展開したいポケモンが多い。
・ポケモン通信3、しんかのおこう2
ポケモンが多いことと、山札にポケモンを戻したい場面が多いことを考えポケモン通信は3枚または4枚。計5枚はほしい。
・ポケモンいれかえ2、ふうせん1
計3枚あれば十分。万一メッソンや、ヤレユータンスタートで逃げることができなくても、1-3-3でサイドを取られること、格闘道場が+40で働くようになることなどを考えると、そこまで痛手にはならない。それに、うらこうさくがあるのでそこまで多く採用する必要もない。
・ムキムキパッド2
活きる場面が多い。特に一撃ウーラオスVMAX対面。
・リセットスタンプ1
3‐3でサイドを取られることが多いので、そこまで活きる場面も多くないだろうと考え、1枚のみ採用。
・エネルギー転送2
(特に2ターン目)ふんかだんを安定して打つため。
・博士の研究4、マリィ2
事故率を減らすため博士の研究は4枚。マリィは3、4枚採用したいが枠の都合上2枚。
・ボスの指令2
3、4枚採用したいが枠の都合上2枚。
・ローズ1
相手の意表をついてキョダイガンセキを打てる。うらこうさくで好きなタイミングで持ってこられるので活かしやすく、相性が良い。
・格闘道場2
ダメージ調整
・ストーン闘エネルギー4
セキタンザンVMAXと相性が良い。
・キャプチャーエネルギー2
1ターン目にベンチにポケモンを展開するため。あまり多く採用するとキョダイガンセキが打てない可能性が上がるため2枚のみ採用。
・基本闘エネルギー5
ふんかだんが安定して打てるようにできる限り多く採用。
7, 採用候補
採用候補だったいくつかのカードを紹介します。
・ネギガナイトV
ザマゼンタV対策。活きる場面はあまり多くない。
・あなぬけのヒモ
ザマゼンタV対策
・グレートキャッチャー
デデンネGXをベンチからよべる。
・マオ&スイレン
相手のダメージ調整を崩せる。ネギガナイトVを採用していたらこちらも採用したい。
8, 終わりに
このセキタンザンVMAXデッキは耐久性もパワーもあり、レギュレーション変更前のものに引けを取らない安定感も備わっていると思います。
しかし、コロナが流行しているこのご時世では、なかなか対面でポケモンカードをすることができず、このセキタンザンVMAXデッキも実践不足です。
私はセキタンザンVMAXデッキを長らく使ってきた身として、これからも使っていきたいと思っております。ですので、この構築に対してのアドバイスや、他のセキタンザンVMAXの構築に対しての意見を共有していただけたら幸いです。
最後に、あまり読みやすい文章ではなかったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
意見等ございましたら、Twitter(@genge_roge__)までお願いします。