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【起業家必見】ヘアケア商品でのクラファン~目標金額設定の極意!成功への秘訣を徹底解説

ヘアケア商品の開発とクラウドファンディングの準備を同時に行うことで、開発費用を調達しながら、顧客のニーズを把握し、販売戦略を立案することが可能です。

そこで今回は、ヘアケア商品でのクラウドファンディングにおける目標金額設定の極意について解説します。

創業2年~3年目の会社やこれから起業を計画する方に特におすすめです。

このコンテンツを参考に、あなたにしか作れないヘアケア商品を開発し、販売までを達成してください。

必要な準備

1.開発費用を把握する

まず、開発に必要な費用を正確に把握する必要があります。

開発費用には、以下のようなものが含まれます。

  • 原料費

  • 製造費

  • パッケージ費

  • デザイン費

  • 広告宣伝費

  • 人件費

  • 雑費

開発費用を把握したら、目標金額の下限値を設定することができます。

2.クラウドファンディングの手数料を考慮する

クラウドファンディングのプラットフォームを利用する場合は、手数料が発生します。

手数料はプラットフォームによって異なりますが、一般的に10%~15%程度と言われています。

このため目標金額を設定する際は、手数料も考慮する必要があります。

3.リターン費用を考慮する

クラウドファンディングでは、支援者にリターンを提供する必要があります。

リターンには、商品やサービスなどが含まれるため、支援金額とリターンのバランスを考慮して設定する必要があります。

4.顧客のニーズを把握する

目標金額を設定する前に、ターゲット顧客のニーズを把握することが重要です。

ターゲット顧客のニーズを把握することで、支援してくれる可能性が高いリターンを用意することができます。

5.過去の類似プロジェクトを参考にする

過去に成功した類似プロジェクトの目標金額を参考にするのも良い方法です。

類似プロジェクトの目標金額を参考にする際は、以下のような点に注意する必要があります。

  • プロジェクトの規模

  • 商品の特徴

  • ターゲット顧客

  • リターン

類似プロジェクトの目標金額を参考にすることで、現実的な目標金額を設定することが可能です。

6.ストレッチゴールを設定する

目標金額の達成確率を高めるために、ストレッチゴールを設定するのも良い方法です。
(目標金額を達成した後に、追加で資金を集めるために設定する新たなゴールのこと)

ストレッチゴールは、目標金額の120%~150%程度の金額を設定します。

これにより、目標金額の最大化ができる、プロジェクトの勢いを保つことで支援者の応援を得られるなどのメリットがあります。

7.目標金額設定後の確認

目標金額を設定したら、必ず確認することが重要です。

確認する際は、以下のような点に注意する必要があります。

  • 開発費用

  • クラファン手数料

  • リターン費用

  • 顧客のニーズ

  • 類似プロジェクトの目標金額

  • ストレッチゴールの金額

最終的に目標金額を設定したら変更することは困難であるため、目標金額を設定する前に、慎重に検討することが重要です。

クラウドファンディングの目標金額設定は、プロジェクトの成功に大きく影響します。

私の場合

私の場合は開発後にマーケティング的な目的で行う購入型クラウドファンディングを利用しました。

資金調達は金融機関で行ったため、開発費を考慮した金額設定はしませんでした。

その代わり、「達成可能な金額か?」という点には徹底的にこだわり、そのための下準備や運営サイドとの交渉にはかなり力を入れました。
(最終的な達成率は500%以上)

なぜ達成率にこだわったかと言うと、今後商品の営業を行う際に、「達成率〇〇%」という実績が一つのアピールポイントになると考えたからです。

  • 事業資金を集めたいのか?

  • ブランドコンセプトが市場と一致しているか確かめたいのか?

  • リリースまでの間に消費者の方の意見を取り入れ、商品設計を微調整したいのか?

など、最初にクラウドファンディングを行う目的を明確化すると、自ずと目標金額の設定は決まってきます。

ここら辺の感覚を詳しく知りたい方は、お気軽に質問いただければと思います!

次回のお知らせ

クラウドファンディングと商品開発を同時に進めていくと、いろいろな不安も出てきます。

そこで次回は、このような場合に失敗しないための注意点をご紹介します。

原因はいろいろありますが、まずはおさえておくべきポイントについて解説します。