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【Genesis’s Opinion】ポルノグラフィについて
先日Genesisのnoteでポルノグラフィに関する記事をあげました。
今回の記事ではGenesisのポルノグラフィに対する立場をまとめていきます。
⒈Genesisはポルノグラフィについてどう考えている?
Genesisはポルノグラフィについて次のように考えています。
・ポルノの存在自体はあってもいい
・幼いころから性教育を行うことで、ポルノグラフィはファンタジーだと視聴者側がしっかり理解することが必要である
・撮影現場の性差別改善も必要である
⒉ポルノ自体はあっていい
ポルノグラフィを規制すべきとは私たちは考えていません。
特に女性の性的欲求を肯定する面から、女性向けポルノの役割は重要だと思っています。
しかし男性向けポルノ/女性向けポルノで分けないとポルノを見て怖がってしまう、不快になる人がいるという時点で問題でしょう。男性も女性も楽しめるポルノグラフィがもっと増えてほしいです。
⒊ポルノグラフィ=ファンタジーの理解
ポルノグラフィは18歳以上が対象になっていますが、実際は18歳以下の児童もポルノグラフィを見ていますし18歳以上になってもポルノがファンタジーだと気づいていない現状があります。
同意を取らないで無理やり性行為に及んでも相手は嫌がっている素振りをしながら本心では喜んでいる、というポルノグラフィのお約束をそのまま現実に当てはめてしまい、相手の気持ちを無視して性行為に及ぶことが普通になってしまうのです。
また日本製のポルノグラフィが輸出されることで、海外で日本人女性が性的対象として見られるケースが多いです。
このような現状から「ポルノグラフィはフィクション」という前提を消費者がきちんと持つように、性教育でポルノグラフィについて扱うべきだと思います。
⒋出演者への差別の改善
演者への出演強制や、撮影後に出演者が販売停止を頼んでも聞いてくれなかったりとアダルトビデオ制作時に出演者の人権が無視されてしまうケースが多く存在します。
また性に関する職業に就いている女性は差別的な発言に晒されたり人権が無視される場合が多いです。
このような出演者への待遇改善、性を売りにした女性への差別は無くさなければなりません。
⒌まとめ
今のポルノグラフィのあり方は問題ですが、ポルノを規制するのではなく性差別を生まない新しいポルノを作り出すこと、性的同意の大切さを伝えるなどの性教育をしっかりと行うことが必要だと私たちは考えています。
誰も傷つけないポルノグラフィとともに、充実した性生活をおくれる社会を実現していきましょう。
文責 野々山千晴