スタンフォード大学セクシャルヘルスセンターに潜入!/Genesisシリコンバレーツアー Day2 前半
2日目前半は世界に名を誇るスタンフォード大学のセクシャルヘルスセンター(Stanford Sexual Health Peer Resource Center)と性暴力対策オフィス(Office of Sexual Assault & Relationship Abuse)を訪問しました!
まずセクシャルヘルスセンターを訪問。
セクシャルヘルスセンター(Stanford Sexual Health Peer Resource Center)は本校の学生が運営していて、避妊具、セックストイ、性についてのカウンセリングを提供していました。
部屋を入ったら、何種類ものコンドームが並んでました!なんと1つ約10円!学生にはやさしい価格!
こんなにかわいいパッケージのコンドームも!!!
これだったら抵抗なく買える人も増えるんじゃないかな~!
”Consent : 同意” について書いてるコンドームもあって感動!
また女性用のコンドームも発見!
私も実物を見たことがなかったので開けてみると、こんな感じでした!
コンドームの中に輪っかがあってそれを折り曲げて膣に挿入するみたいです。
そしてなんと!!スタンフォード大学の学部生だと、3か月間で最大30個のコンドームが無料で提供されるらしい!
こんなおもちゃも置いてありました!Sex-Positiveな雰囲気がとても素敵です。
他にも性癖についてのワークショップや妊娠検査薬も準備しているとのこと。
最後にセンターを運営してる学生の方と、はいチーズ!突然の訪問にも関わらず快く受け入れてくださって感謝です!
次に訪問したのは、性暴力対策オフィス(Office of Sexual Assault & Relationship Abuse)。
本オフィスでは、主に性暴力、関係の中での暴力、ストーキング、セクハラ、セクシャリティや健康な関係性などを取り上げてワークショップやカウンセリングを提供しているそうです。性的同意から性をポジティブに考えるなど20以上のテーマのワークショップを提供しているという充実ぶり。
ちなみにスタンフォード大学では、性的同意に関するレクチャーを新入生が受けることが必須となっています。
実際にそこのスタッフは、学生寮に行って境界線(バウンダリー)などのワークショップを行っているらしい!
例えば、性的な境界線以外にも、お皿を半日置きっ放しにしてていいと思うのか、嫌な思いをするのかを話し合い、全員でルールや解決策を決めるみたい。
お互いの境界線やキモチを尊重するってすごい大事なことですよね!
他には、リレーションシップ(関係性)についてのワークショップでは、恋人や友人、家族などのそれぞれの関係性について、そもそも自分は何を求めているのか考えるというワークショップもあるらしい。確かに、自分が何を求めているかわかることで自分の境界線もわかるよね。単に「これが正しい境界線だ!」と押し付けていないところが素敵だなあと思いました。
性暴力対策オフィスが行っているワークショップのリンクはこちら
大学にこういう施設あるのすごい助かるね~。
リソースがものすごく豊富だったなあ。大学と大学のOBOGによる寄付によって運営されているとのことです。(日本の大学と大違い!!)
いつか日本の大学にもセクシャルヘルスセンター作りたい!!
以上、スタンフォード大学セクシャルヘルスセンターのお知らせでした〜〜。
次回以降も楽しみにしてください!
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