薬剤耐性

薬剤耐性、、、重要なことはわかっているのだけれど、検査室に出入りしていないので、ハンデがあるなと思います。

令和元年
2.緑膿菌以外にメタロ-β-ラクタマーゼ産生菌増加が懸念されている菌はどれか。2つ選べ。
a 黄色ブドウ球菌
b 大腸菌
c 腸球菌
d バクテロイデス・フラジリス
e アシネトバクター属菌

dについては知りませんでした。勉強不足です。
嫌気性菌
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/107/11/107_2282/_article/-char/ja/


令和元年

4.経直腸的前立腺生検後の発熱患者の血液培養から大腸菌が分離された。分離された大腸菌の薬剤感受性をディスク法で判定したところ、セフォタキシム、セフポドキシム、セフェピム、アズトレオナムに耐性で、セフメタゾール、メロペネムに感性であった。クラブラン酸を添加したセフポドキシムディスク周囲の阻止円径は非添加の場合と比較して有意に拡大していたが、EDTA、メルカプト化合物、ボロン酸は阻止円に影響していなかった。
分離大腸菌のβ-ラクタム耐性機序として最も考えられるのはどれか。
a 細胞壁合成酵素の変異
b 抗菌薬アセチル化酵素の産生
c メタロ-β-ラクタマーゼ産生
d クラスCβ-ラクタマーゼ産生
e 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生


まぁ、なんとなくはわかるのだけれど、深く理解しているわけではないので浅い感じのことしか言えないです。

細胞壁合成酵素の変異、に関してはPRSP(p.325)やBLNAR(p.328)の耐性機序を指しているものと思われます。

抗菌薬アセチル化酵素の産生、に関しては、アミノグリコシド耐性機序(p.270-)に関与する選択肢と思われます。

画像1

(日本臨床微生物学雑誌 Vol. 24 No. 3 2014. 1、より抜粋)

クラスCβラクタマーゼ(セファロスポリナーゼ)は、Ambler分類による表現であり、AmpCβラクタマーゼやCMY、GC1といった酵素名を含むそうです。


もっと深く勉強しないと難しいですね。。。

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