BCG
令和元年
5.7か月の乳児。5日前にBCG接種を受け、接種部位の変化(針痕部の発赤と化膿疹)を心配して来院した。一昨日より接種部位の発赤を認め、接種痕が膿疱様になってきたという。発熱はなく機嫌もよい。
対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
a 「周りで結核に罹った人はいませんか」
b 「経過をみますので10日後にまた受診してください」
c 「ツベルクリン反応の検査をしましょう」
d 「黄色い膿を採取して抗酸菌染色をしましょう」
e 「結核のお薬をのみましょう」
BCGワクチン(p.407)
職業感染予防-結核(p.511)
抗酸菌感染症-結核(p.1107)
Koch(コッホ)現象のことをテーマにしていますが、結核は、予防接種・職業感染予防・感染症いずれのテーマでも重要ですよね。
Koch現象に対する対応
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/index.html
BCGワクチンの接種部位
小児のワクチンに関しては、最近は筋肉内注射も話題のようですね。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/201908_kinnnikunaisesshu.pdf#search=%27ワクチンの適切な接種部位+小児科%27