エンジニアとして富豪を目指す
ピケティという偉い人が言うように、貧富の差が開く理由を、経済成長よりも個人の資本の成長が速いからだというのなら、それを覆すよりも味方に付ける方が合理的だ。
これについて詳しくは各々リサーチして欲しいが、豊かになるためには資産運用セヨ!ということなのだ。
だから今、誰にでも出来て自分も実践している生き方を具体的に提案する。
フリーランスエンジニアとしてゴリゴリ稼いで、その収入を運用しろ!
一言で言うと非常に簡単に聞こえるし、如何せん運用するという世界もまた闇が深い。
運用とは何か?
株、FX、仮想通貨をはじめとする価値の変動するものに資産を変えよ、ということである。
しかしここに自分自身の価値観を持ち込むならギャンブルはするなということ。
これらの運用方法に対して、消極的な人はうさん臭いというイメージを持っているかも知れない。
また、積極的な人はリスクを取ってでも増やすというギャンブル的手法を好き好んでとっていることだろう。
簡単に説明すると、FXにはレバレッジ、株には信用取引という、自分が振り込んだ残高以上の取引をするシステムがあり、その損益のみを最終的にその残高に反映することになる。
つまり、無理をすれば意図しない手仕舞いを強要され元本割れどころか振り込んだ残高を飛ばしてしまうことになる。
だから提言する。
エンジニアとして知恵を付け、元本割れや資産ショートしないように計算しろ!ということである。
意味の分からないことを言っているように聞こえるかもしれないが、エンジニアになるうえで、【情報を仕入れモノにする】ことと、【機械を用いて計算する】ことのプロフェッショナルになることは必要条件だ。
エンジニアなら、エンジニアになったならこのくらいのことは嗜めるようになる。
具体的には、自分の場合はスプレッドシートで綿密に計算し不利な手仕舞いをほぼ絶対にしなくても良い物量に取引を抑えている。
システムトレード(プログラミングによる自動売買)に精通していた時期もあったが、あれは安定はしないので今は手動で取引している。
複利運用というものがある。元本を雪だるま式に増やす考え方だ。
元本を月々+5%すると1年で+63%となる。
重要なのは、リスクを2%も取ってはいけない。
もし2%の確率で元本がショートするなら、一年後資金が無事である確率は78.5%だ。残りのケースはせっかくの運用資産が吹き飛ぶということ。
もっと長期で複利運用するなら、その生存確率は壊滅的に小さくなる。
だから、リスクは可能な限り抑えて、月利5%でも良いので福利で増やし続けることである。
なぜ、そんなことをしないといけないか?
まず、銀行の金利はアテにならない。
(死ぬまで預金してても利息で弁当ひとつ買えるでしょうか?)
投資信託と言う手もあるが、人に自分の舟の舵取りを任せても本当によいのか?ノーだ。
エンジニアとして豊かになるためには、次のようなルーチンが必要だと思う。
1. ゴリゴリスキルアップし収入を増やす
2. ゴリゴリ稼ぐ
3. 資産運用にぶっ込む
民主主義的に全うに稼ぎ、資本主義的にお金にお金を稼がせる。ハイブリッドに生きよ。
いくらエンジニアとして比較的高い収入を得ても富豪とはほど遠く、資産運用だけでは元手やリスクが高いし、何より人生が空っぽになるだろう。
だからなおさらハイブリッドであるべきなのだ。
資産運用は自分という1つしか無い労働力にレバレッジを効かせるツールなのだ。
収入(資本)とはすなわち自分の影。労働者である自分の分身であり、これは自分の命の一部を削って生み出したものなのだ。消費することがあっても浪費は許されない。
これを運用もせず日暮し消耗することは、タネモミを畑で育てる前に食べてしまう、北斗の拳のゴロツキ的な所業。
理性的であるとは言えない。
このタネモミは自分の時間を犠牲にして得たもの。
その価値を最大化しない手はない。
育てて芽を出し芋になったら、その芋のうち8割はもう一度畑に植えて、残りの2割程度で食卓を潤せばよい。
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