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第2回内科専門医/第171回(肝胆膵)/2022

第 2 回内科専門医試験
2022年度予想

48歳の女性。昨年と今年の健康診断にて肝機能障害を指摘されて来院した。発熱と腹痛とはない。飲酒歴はない。常用している薬剤や栄養機能食品はない。身長159cm、体重49kg。体温36.4℃。脈拍60/分。血圧110/62mmHg。眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
血液所見:赤血球432万、Hb 14.0g/dL、Ht 40%、白血球3,500、血小板18万。血液生化学所見:総蛋白7.4g/dL、アルブミン4.0g/dL、総ビリルビン0.6mg/dL、AST 101U/L、ALT 89U/L、γ-GTP 51U/L(基準8〜50)、ALP 298U/L(基準115〜359)、IgG 2,710mg/dL(基準960〜1,960)、IgM 99mg/dL(基準65〜350)。免疫血清学所見:HBs抗原(−)、HBs抗体(−)、HBc抗体(−)、HCV抗体(−)。抗核抗体 80倍(基準20以下)、抗ミトコンドリア抗体 10倍(基準20以下)。
この疾患に合併する頻度が高いのはどれか。2つ選べ
a 胃潰瘍
b Behçet病
c Sjögren症候群
d 潰瘍性大腸炎
e 慢性甲状腺炎

< ここから解答・解説になります >


解答

c、e
自己免疫性肝炎(AIH)

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224字

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