消化器内視鏡/第18問/2019

消化器内視鏡専門医試験
2019年度予想

42歳男性。アルコールを多飲後に上腹部痛を自覚し来院。重症急性膵炎と診断(画像a)後に集中治療にて救命。退院後の第74病日に腹痛発作で緊急入院となった。再入院時に撮影した腹部CT(画像b)と治療時の内視鏡像を示す。本疾患について正しいのはどれか。2つ選べ。
a Walled-off necrosisである。
b 仮性動脈瘤を合併することはない。
c 症状のないものにも積極的に治療を行う。
d 内視鏡的治療の際にはCO2を用いる。
e 開腹手術のほうが内視鏡的治療よりも安全性が高い。

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解答

a、d
被包化壊死(WON)

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1,400字

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