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消化器病/第39問/2022(3月)

消化器病専門医試験
2022年度(3月)予想

50歳の男性。食事の際の胸につかえる感じを主訴に来院した。数年前から急いで食事をすると胸のつかえ感が出現するため、食習慣に注意していたが症状はゆっくり進行し、最近では嘔吐することもあった。体重は最近1年間で5kg減少した。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。深吸気時の下部食道内視鏡画像と、水嚥下後の食道内圧所見を図に示す。本症例について正しいものを2つ選べ。
a. 上部食道内圧の低下がみられる。
b. 下部食道内圧の低下がみられる。
c. 食道静止圧の低下がみられる。
d. 一次蠕動波の出現がみられない。
e. 下部食道括約筋の嚥下性弛緩不全を認める。

図は大気圧をゼロ点とし、胃内圧を基準に表示している。図右に示すカラーバーはカラーの圧を示している。白がゼロ、青は陰圧を示し濃くなるに従い陰圧が増加し、逆に黄、緑、黒になるに従い陽圧が増加する。

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解答

d、e

解説

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