総合内科専門医/第269問(脳神経)/2018

総合内科専門医試験
2018年度予想

42歳の男性。突発する強い頭痛のため妻に付き添われて来院した。10日前から毎日明け方に右眼の奥が痛くて目が覚めるようになった。痛みは1時間程度で治まっていたが、今朝は午前5時ごろから右眼の奥をえぐられるような激しい痛みだったので耐えられなくなり、午前6時30分に救急外来を受診した。昨夜は大量飲酒をして就寝したという。30歳台から高血圧症で降圧薬を服用中である。1年前にも同様の頭痛が1週間続いたことがあったという。喫煙は20本/日を22年間。意識は清明。体温36.6℃。脈拍84/分、整。血圧152/94mmHg。呼吸数16/分。瞳孔径は右2.5mm、左3.5mmで、対光反射は迅速である。右眼の結膜充血と流涙とを認める。発語に異常はなく、四肢の麻痺も認めない。腱反射は正常で、Babinski徴候は両側陰性である。頭部MRIとMRAに異常を認めない。
この頭痛に対する予防薬として有用なものはどれか。1つ選べ。
a. ベラパミル
b. トリプタン
c. アセトアミノフェン
d. 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
e. グリセリン点滴静注


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解答

a

解説

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2,130字

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