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消化器病/第67問/2022年(10月)

消化器病専門医試験
2022年度(10月)予想

51歳の男性。嚥下困難を主訴に来院した。1か月前から嚥下困難を自覚しており、2週間前から食事摂取が困難となったため受診した。HIV感染症に対して、現在抗HIV薬による薬物加療を受けている。身長160cm、体重56kg。体温36.1℃。脈拍72/分、整。血圧136/88mmHg。呼吸数14/分。甲状腺の腫大を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。上部消化管内視鏡像を別に示す。
この患者に対する記述として、正しいものを 1 つ選べ。
a. 起炎菌として、Candida albicans の頻度が多い。
b. 内視鏡検査における白斑や縦走溝、輪状溝が診断に有用である。
c. β-Dグルカンやマンナン抗原検査が診断に有用である。
d. アムホテリシンBが第一選択薬である。
e. 抗真菌薬は経口薬ではなく静脈投与が推奨されている。

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解答

a

食道カンジダ症

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964字

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