総合内科専門医/第47問(消化管)/2018
総合内科専門医試験
2018年度予想
76歳の女性。夕食後に突然激しい腹痛があり、2時間後に搬入された。腹部手術の既往はない。意識は清明。体温35.7℃。脈拍124/分、不整。血圧80/50mmHg。呼吸数24/分。SpO2 94%(room air)。腹部はやや硬く、全体に圧痛と軽度の腹膜刺激症状とを認めた。上腸間膜動脈塞栓症と診断し、直ちに開腹手術を施行した。手術所見ではTreitz靱帯の約120cm肛門側から回盲部までの小腸が壊死に陥っていた。
この患者が術後に吸収障害をきたすと予想されるのはどれか。2つ選べ。
a. グルタミン
b. 胆汁酸
c. ナトリウム
d. ビタミンB12
e. ブドウ糖
< ここから解答・解説となります >
解答
b 、d
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