2024年ハイライト - ニュース/動画/事例資料/ポスターを一挙紹介!
少し遅い新年のご挨拶となりましたが…あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早速ではございますが、今回の記事では、Genedataが昨年公開したニュース、ウェビナー動画、ケーススタディ、ポスターを抜粋してご紹介させていただきます。
1. ニュース:プラットフォームの導入/利用拡大
2024年も、多くのカスタマーとのコラボレーションを発表しました。以下に、注目いただきたいプレスリリースをご紹介させていただきます。
◎第一三共㈱、Genedata Biologicsを導入 - 新たなタンパク質ベースのバイオ医薬品の創薬ワークフローを自動化
バイオ医薬品の複雑な研究プロセスの統合・自動化によって創薬タイムラインを大幅に短縮しています。
◎ADC Therapeutics社、Genedata Biologicsを導入 - がん治療の研究開発を加速
抗体薬物複合体(ADC)分野の先駆的バイオテクノロジー企業が、血液がんおよび固形がんの治療に向けた次世代ADC技術の開発を効率化しています。
◎Genedata、独AGU社とパートナーシップを締結 - バイオプロセスを自動化する統合ソリューションを提供
AGU社Sm@rtline Data CockpitとGenedataの直接連携により、GxP規制環境におけるプロセス開発ワークフローの自動化と効率化を実現します。
◎BioCopy社、Genedata Biologics & Genedata Screenerを導入 - 多重特異性抗体医薬品をデザインするAIプラットフォームと連携
AI/MLアプローチによって、多重特異性抗体医薬品候補をデザインする研究開発ワークフローを自動化しています。
◎GSK社、Genedata Biologicsの利用拡大 - オートメーションとデータサイエンスに革新
オンプレミス版をクラウド版へ移行し、データサイエンス、解析、研究開発オートメーションの新たなアプリケーション領域へ拡大しました。
◎Immunocore社、Genedata Biologics & Genedata Screenerを導入 - 新たなTCR医薬品の創薬をスケールアップ
がん、感染症、自己免疫疾患患者の予後の根本的な改善のための革新的な免疫調整薬を開発する同社が、新たなTCRの創薬をスケールアップします。
2. ウェビナー動画:バイオファーマ企業の研究者登壇
2024年は、特に多くのウェビナーを開催しました。公式ウェブサイトでは、そのオンデマンド動画をダウンロードリクエストいただけます。
◎【日本開催】Genedata Screener 21 新機能紹介
アッセイデータ品質とデータ処理の自動化の新たなスタンダードとなる最新の革新的な機能を紹介しています。
◎【日本開催】デジタルプラットフォームはバイオマーカー研究者に何をもたらすか - 標的探索、非臨床研究、トランスレーショナルリサーチ、データサイエンスにおける活用事例 (Profiler)
各領域において、どのように研究者のデータ活用課題を解決し、プロジェクトの成功に繋げているか、実例を紹介しています。
◎ジスルフィド結合の特性解析における課題を克服する革新的なMSデータ処理ソリューション (Expressionist)
質量分析を用いたジスルフィド結合の特性解析を大幅に加速する方法を紹介しています。
◎Genedata SelectorによるGMP環境下における次世代シーケンス(NGS)アッセイの完全自動化
サンプル登録、NGSデータ処理・分析、レポート作成とデータ管理の自動化、またNGSアッセイのGMP環境での運用について紹介しています。
◎AbbVie社、Genedataと共に二重特異性抗体の開発・エンジニアリングを効率化 (Biologics)
ハイスループットかつバイスペシフィックなバイオデータの一元化、ハイスループットでのバイオ分子デザイン・生産について紹介しています。
◎Astellas Institute for Regenerative Medicine社、ヒト細胞製品の製造における安全性向上 (Selector)
細胞療法のバイオセーフティー試験のためのGMP環境下におけるNGSアッセイの導入について紹介しています。
◎Axxam社、Genedata Screener "Ion Channel Extension (ICE)" モジュールによるイオンチャネルデータ解析の自動化
ミディアム/ハイスループットイオンチャネルアッセイにおけるモジュレーターの選定と特性解析、データ解析の自動化によるスケールアップ、データレビューや品質管理のベストプラクティスについて紹介しています。
◎MSD社、バイオ医薬品に含まれる界面活性剤のMSを用いた効率的な同定化 (Expressionist)
ExpressionistのカスタムMSピークライブラリと直感的な可視化機能を活用し、界面活性剤を効率的に同定化する方法を紹介しています。
◎Novartis社、質量分析ワークフロー全体の自動化「Full-Circle」 (Biologics/Expressionist)
サンプルの分析依頼から、MSデータ解析、レポート作成、依頼者への通知までを自動化し、研究開発の効率を向上している方法を紹介しています。
◎Sanofi社、バイオ医薬品におけるin vivoバイオトランスフォーメーション研究のMS解析の効率化
バイオトランスフォーメーションの特性解析を加速することができる、柔軟で自動化されたデータ取得・処理アプローチの開発について紹介しています。
3. ケーススタディ:カスタマーにおける事例紹介
事例資料では、カスタマーの皆様にご協力いただき、Genedataプラットフォームを活用してどのように研究開発を効率化しているか、ソフトウェア画面やワークフロー図とともに紹介しています。
◎【日本語事例】Sartorius社、データ管理・モデリング・解析をサポートするプラットフォームによる細胞株構築の加速 (Bioprocess)
Genedata BioprocessとCell Insights by Umetrics® Studioのin silicoモデリングにより、データ駆動型のプロセスを自動化し、細胞株構築を大幅に加速しています。
◎【日本語事例】味の素㈱、研究開発拠点間のデータの標準化・統合による細胞培養培地の開発プロジェクトの加速 (Bioprocess)
全てのデータを構造化・一元管理することで、抗体・AAV・幹細胞などバイオ医薬品の生産に適した高収率培地の開発を加速しています。
◎Astellas Pharma US社、RWDがもたらすトランスレーショナルリサーチの新たな知見 (Profiler)
効率的かつ拡張性の高いデータ処理・解析を可能にするハイパフォーマンスな環境を構築し、新たな科学的知見を生み出す方法を紹介しています。
◎Ferring社、mAbからマイクロバイオームまで、バイオプロセス開発のグローバルデータ基盤の構築 (Bioprocess)
抗体・遺伝子治療・マイクロバイオーム代替療法の各グループにおける開発業務を合理化し、データ品質を向上しています。
◎Genmab社、トランスレーショナルな洞察を見出すためのデータサイエンス戦略 (Profiler)
GxP環境下で複数のソースから得られた研究開発データの検索性・アクセス性・ユーザビリティを向上させています。
◎MacroGenics社、免疫療法の開発におけるバイオマーカー同定のためのトランスレーショナルリサーチ戦略 (Profiler)
データ統合・解析により、臨床試験データから新たな洞察を見出し、抗体を用いた革新的ながん治療薬の臨床開発に役立てています。
◎Novartis社、核酸医薬品の質量分析データ解析による生物代謝物同定の自動化 (Expressionist)
Genedata Expressionistを導入し、核酸医薬品の生物代謝物同定において、包括的な洞察を得られるとともに、大幅な時間短縮を実現しています。
4. ポスター:国内外の学会における発表
各学会のテーマに沿って、Genedataによるサイエンティフィックポスターやカスタマーとの共同ポスターを発表しており、会期後、公式ウェブサイトからそのファイルをダウンロードリクエストいただけます。
◎【日本開催】日本質量分析学会:シングルソフトウェアプラットフォームによる自動化 Multi-Attribute Method(MAM)ワークフロー
詳細な特性解析から重要品質特性モニタリングまで、MAMプロセスによる新たな自動化品質モニタリングアプローチを紹介しています。
◎【日本開催】スクリーニング学研究会:Amgen社、AIによるBiacore SPR/BLI結合プロファイルの自動割り当て (Screener)
キネティック結合曲線に結合プロファイルを自動的に割り当てる、AIを用いたSPR/BLIアッセイのFit Binding Model分類機能を紹介しています。
◎【日本開催】日本抗体学会:AIによる開発可能性評価のための自動ハイスループットエンジニアリングプラットフォーム (Biologics)
大規模な二重特異性分子パネルに対して新たなAI/MLアプローチを用いた開発可能性ならびに製造可能性評価の例を紹介しています。
◎【日本開催】日本抗体学会:表面プラズモン共鳴(SPR)による大規模な二重特異性抗体パネルのスクリーニング (Screener)
SPR/BLIを用いた、二重特異性抗体パネルのHTスクリーニングにおける結果の解析・管理・ヒット分子選出ワークフローを紹介しています。
◎PAG2024:Corteva Agriscience社、NGSワークフローの自動化による作物保護プログラムの加速 (Selector)
NGSデータ処理の自動化、ゲノムデータの整理、分析ワークフローの合理化による、作物育種および作物保護プロセスの加速を紹介しています。
◎SLAS2024:Charles River社、hPSC神経細胞を用いたMEAの新たな解析手法による表現型スクリーニング (Screener)
独自のスクリーニングプロトコールとGenedata Screenerの連携が可能なカスタムワークフローによる、自動化とスループットを向上を紹介しています。
◎ASMS2024:HTインタクトコバレントバインディング - マルチプレックススクリーニングのための自動解析ワークフロー (Screener)
マルチプレックスインタクトコバレントバインディングMSスクリーニングのためのデータ解析ワークフローと品質管理の自動化を紹介しています。
◎SLAS Europe 2024:単一細胞および細胞内の形態プロファイリングに汎用的に適用できるAIベースのセグメンテーション (Screener)
本ポスターでは、Segment Anything Model(SAM)を基盤とした2つのセグメンテーションワークフローを紹介しています。
◎Festival of Biologics 2024:敵対的生成ネットワークを用いたLC-MSデータのAIノイズ除去 - PoC (Expressionist/Screener)
LC-MSデータのノイズ除去において、条件付き敵対的生成ネットワーク(cGAN)を用いたAIによる新たな前処理方法を紹介しています。
◎Festival of Biologics 2024:次世代シーケンス(NGS)を用いたワークフローによる包括的な抗体創薬スクリーニング (Selector)
Genedata Selectorを用いたナノボディNGSライブラリーの包括的な処理と解析による研究開発プロセスの加速を紹介しています。
いかがでしたでしょうか。
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