4.VRChatのアバター関連のQ&A
こちらの記事は,VRChatのQ&Aというシリーズの4ページ目になります。
VRChatのアバター関連の記事がまとめてあります。
リンク先の内容については,申し訳ありませんがリンク先の執筆者にお問い合わせください。リンク切れ等はコメント欄でお知らせ頂けますと助かります。
Q4-1.いろんなアバターを試着してみたい,無料のアバターが知りたい
VRChatには,有志の方により作成された無料のアバターや,有料のサンプルアバター(無料で試着可能)が多数あります。
試着
「Himiko Avatar World」や「Avatar Museum Q2」などに行きましょう。
Quest対応無料(サンプル)アバターが展示されてあり,自由に試着可能です。
ゲーミングPCでプレイしている場合,「Avatar Museum」のワールドに入ることができ,試着可能です。(以下のリンクは最新のもので,Avatar Museumで検索すれば過去のワールドに行くことが可能です)
無料アバターのDL
無料アバターは,以下のサイトにまとられています。
アバターの規約を確認し,Q4-2.の手順でアップロードしてみましょう。Quest単体で遊んでいる場合は,Q4-3.の手順も加える必要があります。
Q4-2.アバターをアップロードする手順は?
色々なサイトでアバターのアップロード方法が解説されていますが,「VCCを経由してアップロードする方法」でないと今後の使用に不具合がでる可能性があるため,その方法を解説したサイトを紹介します。
VCCのダウンロード方法は以下のサイトで紹介されています。
VCCを使用したアバターのアップロード方法は,以下のページで紹介されています。
Q4-3.Questでも見れるようにアバターをアップロードしたい
mobile(Quest)向けのモジュールのダウンロード方法が,こちらで解説されています。モジュールのダウンロードが完了したら,もう一つ下のサイトを参考にしてください。
PCアバターをQuest対応に変換する「VRCQuestTools」の使い方が,以下のサイトで解説されています。こちらを用いると,ほとんどPCで見えるものと同じ見た目でQuestアバターを作成することができます。
表情で,頬の赤みをつけるなど,透過処理を行う場合は,上記のツールを使うだけだと透過がされず,全体がピンク色(エラー)になってしまいます。
その場合,対応するレイヤーのシェーダーを 「VRChat/Mobile/Particles/Multiply」 に手動で変更する必要があります。
Q4-4.アバターがアップロードできない…
いろいろなエラーが考えられます。
まずは,自分のTrust Rankが「Visitor」でないことを確認してください。Visitorの場合,アバターのアップロードがまだできない状態です。VRChatのプレイ時間が3~5時間程度である程度フレンドを増やせば,NewUserに自動的に上がります。
それ以外の何かしらのエラーでアップロードできない場合,以下のサイトが参考になります。
大抵の場合はこののサイトで解決できます。しかしエラーの原因は多岐にわたるため,エラーメッセージをGoogle検索,Twitter検索して解決策が分かる場合も多いです。
なお,Dynamic boneに関するエラーは,Q4-11.を参照してください。
Q4-5.アバターに対応した衣装・アクセサリーが知りたい
以下のDiscordサーバーで,Boothで販売されているアバター・衣装・アクセサリーが見やすいよう分類されて紹介されています。
人気のアバターに対応した衣装・アクセサリーがそれぞれ分かれて掲載されているため,アバター対応の新衣装なども簡単にチェックすることができます。
Q4-6.アバターに対応していない衣装を着せたい
対応していない衣装を着せるには,「Blender」というソフトでそれらの3Dモデル自体を修正する方法がありますが,大変困難です。
以下で実際の手順が解説されています。
大体の調整でも構わないという場合は,「キセテネ」という無料ツールが大変便利です。以下のページの1-3,4を参考に,サイズ調整や位置調整などが行えます。
Q4-7.服,髪やアクセサリーがアバターに追従しない…
UnityのHierarchy欄にただ置くだけでは,Unityの画面上では着ているようにみえても,アバターのどの部位を参照して動けばいいか指定されていないため,VRChat上では追従せずに変な挙動になったり,そもそも表示されなかったりします。
服
Q4-6.でも紹介した,「キセテネ」を使用すると,自動的にアバターのBoneに服のBoneを配置できます。
以下の「モジュラーアバター」というツールを使うと,プレハブをUnpackすることなくBoneを配置できるため,対応衣装で細かい調整が必要ない場合はこちらもおすすめです。
アバターや服の最新プレハブへの更新が簡単に行なえます。
髪やその他アクセサリー
アバターのどの部位に追従させたいかを判断します。
アバターのArmatureを展開し,その部位の一層下にアクセサリー等を配置すれば,追従させることができます。
以下のサイトが参考になります。
髪の場合も,Headに相当する階層の一層下に配置すれば,頭の動きに追従させることができます。
Q4-8.表情をアレンジしたい
「VRCAvatarEditor」を用いると,簡単に表情設定することができます。
以下のサイトで詳しく解説されています。
Q4-9.アバターのサムネイルを設定したい
まず,サムネに用いる横:縦=4:3の画像を用意してください。そこから16:9の画像に切り取られます。(元が16:9の画像だと縦横比が圧縮されてしまいます)
VCCでアップロードしたアバターのサムネイルを変更するには,以下のサイトで解説された「GestureManager」を用いた方法で行うとよいでしょう。
VCCを介さずにアップロードしたアバターの場合は,「VRChatThumbnailer 2020」を用いると簡単に変更できます。
Q4-10.Dynamic boneのエラーでアップロードできない
「Dynamic bone(DB)」とは,少し前のVRChatのバージョンで服や髪を揺らす際に用いられてきた,有償の外部Unityツールのことです。
現在は「Phys Bone(PB)」というVRChat内のシステムに置き換わっています。
販売されている人気アバターのほとんどはPB対応のものですが,少し前に販売されたアバターやアクセサリーの中には,PB非対応なものも存在します。
アップロードしたいものにDynamic boneが一つでも含まれていると,アップロードの際にエラーが出ます。
その場合,「PhysBone Salvage Converter」でDB→PB変換してからアップロードしましょう。(SDKでも可能ですが,こちらの方法のほうが再現性が高いようです)
Q4-11.複数の衣装を同じアバターに仕込みたい,アクセサリーの出し入れをしたい
「Radial Inventory System」を導入すると,VRChatのアクションメニューから衣装変更やアクセサリーの出し入れができるようになります。
Q4-12.アバターを自作してみたい(Blender/VRoid)
Blender
「Blender」というソフトを用いて3Dモデリングを行うことで,あらゆる形のアバターを制作することができますが,相当の学習期間を要します。
以下に,アバターを自作した方のブログ記事を紹介します。
VRoid
「VRoid Studio」というソフトで作ったアバターをVRMという形式でダウンロードし,Unity上で「VRM Converter for VRChat」で変換してアップロードする方法があります。
以下のサイトで詳しく解説されています。
VRoidで作られたアバターのQuest対応は,別途以下のサイトの手順を踏む必要があります。