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1187_チェアリング

最近ハマっていることといえば、チェアリングである。カッコよく横文字を使っているが、単にアウトドアチェアを持って行って、外で酒を飲んでいるだけである。

チェアリングで検索すると、予測変換で「チェアリング 恥ずかしい」、「チェアリング 迷惑」などと、提案される。いったい世間にどういう行為だと認知されているのだろう。

外でチェアに座りながら、ぽっーとしながら、酒を飲むだけ。その場所にわざわざそんなに軽くないアウトドアチェアを背負って持ってく。

コンビニで買っていくキリンの一番搾りのロング缶がぬるく前に目当ての場所に辿りつかないといけない。朝の散歩の時に目星をつけていた川辺のゆるい空気感のある地元のスポット。今日はここでいいや。

我ながら、なんで生産性のない行為だろうか。いや、我々は常に日頃から生産性ばかりを求められているがゆえに、非生産的な行為を求めざるを得ない。頭の中をまっさらにフラットにする。「それは無理だ。そんなこと考えちゃいけない」とかいう、なんの前提もかませないゼロベースにしたい。

隣の公園に人が集まってきた。子連れや若者がいるとこを見ると、町内会かなんかのオフ会か同窓会か。めんどくさい。

NIRVANAのUnpluggedと迷ったが、ナンバーガールの再結成後のライブ版音源を聴くことにした。奴ら再結成したのに、また解散して、結局、一回も生で見ることができなかった。だから、チェアリングしながら、聴くしかないのだが、こんな人生でいいのかだろうか。

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