1239_国ガチャ
自分のやりたいことに蓋をしていないか。
昔はやりたくてもできなかったことが多かった。なんてったって、不自由な時代が長く続いていたからだ。身分や出身、血筋や門戸。人種、男女の性別や宗教観、あらゆる要素に縛られてて、そもそもで自分の前に敷かれたレールを変えることなんかできなかったんだ。
今の時代の日本に生まれた時点で、そのほとんどのハードルがなくなっているとみていい。世界を見渡しても、これほど自由度のある国も少ないんじゃないかと思う。
いわゆる、国ガチャには成功しているんだ。異論はあるんだろうけど、逆にこのご時世において、どの国に生まれれば安泰などと言えるのだろうか、逆に知りたいくらいだ。
ただ、国ガチャに成功して日本に生まれたとて、最大のハードルとは、そう、まさにお金だ。残念だが、不都合な真実ながら、この世の中、金がものを言う。
逆に言えば、日本に生まれてお金に余裕があるのであれば、ある程度、問題なく自由にやりたいことをして生きられるんじゃないだろうか。
人種や宗教と違って、現時点において、お金のある無しは、みんなが絶対に越えられないハードルではないのではないかと思う。
お金がないからやりたいことができないのなら、裏を返せば、お金さえあれば日本ではやりたいことができるのだから。
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