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1216_ラフティング

キャンプメンバーのいつものメンツで、たまには趣向を凝らし、群馬の水上までラフティングしに遠出してみた。その日のパートのラフティングに参加していたのは、我々の野郎7名のグループと家族連れ4名だった。

落ち葉が散りはじめ、秋の気配を感じる渓流を風を切って流れるラフティングボート。ラフティングは楽しかったのは楽しかったのだけど、水量の影響か、盛り上がるラフティング半分、あとは水への飛び込み半分といった割合だった。

清流での大人の水遊びは楽しい。しかしながら、水から丘へ上がったときの疲労感が半端ではない。

大学時代にはスキューバダイビングで着慣れたウェットスーツの着脱もモタモタし、水面からボートにしがみついて上がるのも一苦労。40過ぎには幾分としんどくこたえるものだった。

「家族連れも結構、楽しんでましたね」
「あのちっちゃな兄弟も、何回も飛び込んでたからね。あの歳で、あの高さから飛び降りるとか、相当勇気あるよ」
「お父さんがいかにも、アクティブでアウトドア好きって感じがしたな」
「乗ってた車も杉並区ナンバーのアウディなんで、相当金持ってますね」
「よく見てんな〜」
「私は奥さんの方ばっかり、見てました。結構いい線いってましたよ」
「人妻好きだからなあ」
「すいません、僕はあの家族連れの飼ってた柴犬がかわいくて…」
「しかし、みんなそれぞれ全然、見るとこちげーな」

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