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1369_お酒との関係
どんどんお酒に弱くなってる。昔ほど、飲めなくなっていると感じる。年を経ることによって、お酒との付き合い方も変わってきている。
大学時代は前時代的な学生寮に4年間住んでいた。そこでは、上回生の存在は絶対だった。飲み会で上回生から酒を注がれたら、飲むのは絶対。安いパック酒(主に鬼殺しとか)を散々飲まされた結果、今でも日本酒は苦手だ。
30代はアホほど働かされて、毎日タクシーで深夜帰り。仕事のしすぎで頭がギンギンになっていたので、成城石井で買ったワインに、ちょっと値の張るポテトチップを貪っていた。
そんな感じで酒を飲むと眠りも浅くなるので、4、5時間ほどしか寝ないで翌日も暗い気持ちで出勤する。日中は眠くて仕方がない。飲まないとやってられないというか、飲まずにはいられなかった。
30代半ばの働きざかり。周りから「シゴデキ」だと思われたくて、認められたくて、必死だった。だから、酒が必要だった。
まだ若かったから、とはいえ、よく体力が保ったなと思う。もう一回やれと言われてもできないし、もうそういうお酒の飲み方もしたくない。
全ては習慣でしかない。お酒を飲む理由なんて今まで飲んでたから、っていうだけ。なら、飲まない理由を作ることにした。家で酒を飲む必要なんてなく、晩酌もしなくなった。飲み会とか記念日の外食といった機会飲酒だけにとどめておくにした。
単にお酒は人との関係を円滑にするもの、つまりはツール。それだけでいいんじゃないかな。お酒は人生だとか言って飲み続ける人はいるけど、自分にとって、お酒はお酒。それ以上の意味を持たせるのはちょっとこの先生きるのにリスキーだな、と思う。