1252_日々の暮らし
一週間、会社休んで、実家で過ごしている。
少し前に納骨した親父の墓参りしたり、運転の練習をしたり、庭木の剪定をしたり、雑草を抜いたり、部屋の掃除をしたり、この前の食事のお礼に妻の兄にすき焼き用のお肉を送ったり、ランニングしたり、3時になったら叔母の見舞いに病院に行って、母と一緒に買い物をして、日帰り温泉へ行って、生中に唐揚げ定食を食って帰ったりしている。
そして、テレビで警察24時を見ながら、窃盗で逮捕される初犯の学生や、定年退職する刑事に密着特集を見ている。衆議院選挙やら、政治の腐敗やらで、ますます悪くなる世の中を傍目に見つつ、自分のこの家の外の世界との隔たりを感じている。
この家で過ごす日常はまったく創造的ではなく、非生産的であるとも言える訳だが、少なくとも世間には全く迷惑をかけていない(職場に全く迷惑がかかってないとまでは言わないが)
それで満足している自分には、いったい何かが欠けているのか。母親に自分の孫は見せられることはなかったが、(姉の子がいるのでそこはもう母親にとってはどうでもいいことだろう)
人生において、いつも真摯で一生懸命でなければいけないことはもちろん間違いではないが、常に完璧な正解ではないのかもしれない。