ドピュピュのせんずり小僧
僕はせんずり小僧
人間じゃあない
妖怪なんかの魔物の一種…
武器はせんずり手裏剣
必殺技はせんずりビームさ
職業は賞金稼ぎ
人間界で悪さをする魔物をやっつける
そんなヤツには賞金が掛かってるからね
どうして人間を護るのかって…?
僕たち魔物は人間界でしか生きられない
共存共栄っていうの… あれ
人間の妬みや憎しみ…殺意なんていう
負の感情が僕ら魔物の好物なんだ
人間がいなくなったら僕らも滅びる
だから人間を護るってわけ
別に人間が好きなわけじゃない
でも護らなきゃならない
今日も仕事を頑張るぜ
今日のターゲットは妖怪濡れマンコ
名前は気にしないで
こいつが結構厄介な奴なんだ
人間の男をたぶらかして精気を搾り取る
被害者はやがて老衰して死んじゃうんだ
こいつは普段は美しい人間の女に化けてる
人間の男ならみんなフラフラしちゃうようなね
今日は中学校の男性教師がターゲットの様だ
学校の体育館の裏でその教師の性器を吸ってやがる
人間の女の姿で…
フェラチオって言うんだよな…たしか
教師はだんだんと干からびていく
「待てっ! 妖怪濡れマンコっ!」
フェラをやめて奴が振り向く
「なんだい、お前は?」
「僕はせんずり小僧だっ! その男を離せっ!」
僕はせんずり手裏剣を数本放った
せんずり手裏剣は、僕の陰毛が鋼の針と化して相手を襲う
二本の手裏剣が濡れマンコの背中に刺さった
「ぐっ…」
ヤツが教師から離れた
男性教師がその場に倒れた
「けっ… 賞金稼ぎか… 小僧がなめるなっ!」
濡れマンコが正体を現した
アワビの具の様なぐにゅぐにゅした身体
ビラビラとした縁を縮れた剛毛が囲んでいた
身体の中心には真っ黒な濡れた穴が開いている
その穴から透明で粘つく液体を吹きかけてきた
「くらえっ! バルトリンセン線溶解液っ!」
僕はかろうじて液状攻撃をかわした
液体は体育館の鉄製の扉にかかった
見る間に溶け出す鉄の扉…
「ふうう… 危なかった…」
こいつ…手ごわいな
必殺技を使うしかないか…
「今度こそ、溶かしてやる」
じりじりとヤツはこちらに近づいてくる
僕は必殺技を使う準備をしなくちゃ
ふんどしから取り出したちんちんをしごき始める
ぎんぎんにそそり立ったそれは
通常の三倍の大きさに怒張した
妖怪濡れマンコは攻撃を忘れて
うっとりとした目で見つめている
「よし、いきそうだっ!」
絶頂を感じた僕はヤツにちんちん砲の先端を向けた
「出すぞ、必殺せんずりビームっ! うっ、いくっ!」
ドッピュー!
必殺のせんずりビームが妖怪濡れマンコの穴めがけて飛び込んだ
「いやあん… なかだしい… やめてー!」
おかしな絶叫を上げて妖怪濡れマンコの身体は炸裂した
ヤツの身体が飛び散る
男性教師の意識が戻ったようだ
ヤツの身体の一部を持ち帰らなきゃ…
殺した場合は証拠に必要なんだ
ピンポン玉大の真珠のような球が落ちていた
これはヤツの心臓…くりとりす…
よしこれを持って帰ろう
賞金ゲットだ
今日も人間界を護ったせんずり小僧
明日はどこへ行くのか
誰も知らない…
ドッ…ドッ…ドピュピュのピュ…
せんずり小僧の歌が聞こえる…
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続く… かどうか誰も知らない… 作者も知らない
たぶん、続かないんじゃないかな…
書きたくないから…