出版した後に著者が行うべきことは?
みなさん、こんにちは。現代書林企画部のAです。
今回は本が完成した後に著者が行うべきことについて話していきます。
●出版後に行う2つのこと
半年以上の制作期間を経て、ようやく本が完成します。
出版社である弊社が本の完成後に行う手続きは多岐にわたります。
倉庫への入庫、取次への手続き、出版データの登録などです。
さて、「出版後に何かやった方がよいことはありますか?」という質問を、著者からいただくこともかなりあります。
出版後に行うべきことは大きく分けて次の2点です。
いずれもより多くの読者に本を読んでもらうための方策としてお勧めします。
① 出版を告知する
② メディアに取り上げてもらえるよう働きかける
それぞれまとめていきます。
●①出版を告知する
本が完成すると、全国の書店で発売が開始されます。
お知り合いやご友人の方に「もうすぐ私の本が出版されますので、よかったら手に取って読んでみてください」と案内してください。
そして企業を経営されているのであれば、顧客に向けて告知していきましょう。
本が発売される少し前~発売直後のタイミングをお勧めします。
告知する方法はご自身のX(元 Twitter)、インスタグラム、FacebookなどのSNSがあります。
またYouTube、メールマガジン、ブログ、会社で発行している会報誌、ニュースレターなど、他にも様々あります。
また出版は人材採用、リクルーティングにも有効です。
応募者に書籍発刊を知らせたり、プレゼントをしたりしている著者(企業)もいます。
そうすることで自分の考えを深く伝えることできます。
結果、採用に成功したという話も聞いています。
その他、出版を記念したイベントを開催する、公共図書館や各種団体に寄贈するなどの告知方法もあります。
●②メディアに取り上げてもらえるよう働きかける
次にお勧めするのが「メディアに取り上げてもらえるよう働きかける」ことです。
弊社でも出版後に新聞、雑誌などの媒体に向けて、プレスリリースを発送することがあります。
それとは別に、著者が直接、マスコミ各社に出版した旨を知らせていきます。
本の内容や著者自身のことを記事で取り上げてもらえるよう、働きかけることをお勧めいたします。
地元紙や、過去に取り上げられた実績のあるマスコミ各社にアプローチすることは特に有効です。
もし取り上げてもらえたら、そのことを自身のWEBサイトやSNSで発信しましょう。そうすることで好循環が生まれていきます。
●出版後の展開は計画的に
今回は本の出版後に著者が行うべきことについてまとめてきました。
著書を出版すると、ネットの検索結果にも影響が出ます。
名前で検索すると、著作の関連ページがたくさん表示されるようになります。
出版後に「思いがけない変化があった」と喜んでいただける著者も大勢いらっしゃいます。
「出版したらこうしたい」「完成したらこんなことをやってみよう」と考えることは、本を作る前からできます。もちろん、本を作っている最中に、出版後の準備をする著者も多いです。
出版後の展開を余裕を持って計画し、準備をすることをお勧めいたします。
弊社にご相談いただければ、これまでの経験を踏まえて、いろいろとアドバイスできます。
現代書林企画部 A