【情セキュ】ディレクトリトラバーザル:サイバー攻撃→ファイルの不正閲覧。
[分野:情報セキュリティ/サイバー攻撃]
ディレクトリトラバーザル
被害→ 攻撃者がパス名を使ってファイルを指定。
管理者の意図しないファイルを不正に閲覧する攻撃。
directory=ファイル traversal=横断
対策→上位ディレクトリを指定する文字(…/)を含む時は受け付けない。
<その他、不正攻撃の被害と対策>
クロスサイトスクリプティングXXS
被害→有害な文字列を利用者のWebブラウザを通して
脆弱なWebサイトに送り込み、利用者のWebブラウザで実行。
対策→サニタイジング/エスケープ処理。
入力データにHTMLタグが含まれていたら
それと解釈されない他の文字列に置き換える。
SQLインジェクション
被害→脆弱性のあるWebアプリケーションの入力領域に
攻撃者が悪意ある問い合わせ・操作を行う事で
管理者の意図していないSQL文を実行させる。
対策→サニタイジング
DBへの問い合わせ・操作で特別な意味を持つ文字(「'」)として
解釈させない。
まとめ) XXSはサイト、Webブラウザの話で解決にはHTML。
SQLインジェクションはWebアプリの話で解決は
特別な意味を持つ文字を持たせない。
クロスサイトスクリプティングXXS、SQLインジェクション
※どちらにも有効。
対策→WAF(Web Application Firewall)
Webアプリケーション専用ファイヤーウォール。
ヘッダ(IPアドレス、ポート番号)+データも見て判断しアクセス制御。