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リッツカールトン大阪 フレンチ ラベのランチ

リッツカールトン大阪のフレンチレストラン ラベ(La Baie)のランチレビューです。

めっちゃうまいです。


魅力を整理するとこんな感じ。

  • マジで美味い

  • お店の雰囲気がよい。貴族の食卓感

  • お高めフレンチの中ではドレスコード緩め?

  • 何年もミシュラン⭐︎

  • 美味い


難点はこんな感じ

  • お高い

  • 追加料金かかる選択肢が多い(メイン料理とか、トリュフ追加とか)

  • 緩いとはいえ、ドレスコードはある


レストランの雰囲気

雰囲気はこんな感じです。貴族の食卓に招かれたかのような錯覚に陥ります。
暖炉は本物の火が入ってますよ!
※なんか画像にセンシティブ警告入ってるかもしれませんがセンシティブ要素ありません


料理紹介

アミューズブーシュ

ランチのコースでもアミューズブーシュから始まります。一口サイズの前菜ですね。

  1. カカオ、チョコと相性の良い柑橘ムースを使用したカカオビスケット

  2. 紫蘇メレンゲの上にマス卵。紫蘇とマス卵の相性が良く、メレンゲとマス卵の食感のギャップが良い

  3. 毛蟹のタルトは濃厚な蟹の旨味が楽しめる


冷たい前菜の「ホタテとセロリのムース」

コンソメジュレ、ホタテムースの旨味のコンビネーションを味わえます。セロリのムースはセロリの香りの良いところだけ取り出したような仕上がりでセロリが苦手な私でも美味しく楽しめました。ワサビの香りもあり、締まりが良い一口を楽しめます。
ホタテと大根の賽の目切りがあることで、2種類の食感を楽しめるのも良かったです。


パンとバター

パンはじゃがいもパンとライ麦バゲットです。
バターをワゴンでサーブされるのはなかなか見ません。しかもパン用の調味料だけでバター2種、塩、胡椒と4種もあります。
バターはどっちもめちゃくちゃ美味しいです。
無塩発酵バターは仄かな甘さと脂の旨味が強く、海藻バターは海藻の香りが脂の旨味を引き立てていました。
あと、サラワクの胡椒はフルーティーらしいです。産地の食べ比べしたことないのでそこは良くわかりませんでしたが。

 
温かい前菜「小鳩とフォアグラのテリーヌ仕立て」

軸になるのは小鳩の方でした。小鳩の肉の旨味にフォアグラの旨味がコンビネーションを組んで殴ってきます。
テリーヌに塗してあるスパイスの香りが最初に来ます。すぐに小鳩の旨味、次にフォアグラが来てフォアグラがいなくなった後にまだ小鳩が少し残ってる、という塩梅です。
右側のレバーペースト、赤ワインビネガーソース、白ワインビネガージュレ、胡椒と味変には事欠かず、濃い味に飽きない工夫がされています。


追加メニュー 白トリュフ

怖いもの見たさで少しだけ追加しました。
魚料理に合うとのことだったので魚料理に1g追加です。確かに香りがとても良かったです。

魚料理「カサゴソテーにオマール海老ムース、カサゴの出汁」

カサゴの身の上に海苔ペーストとオマールエビのムースを乗せたもの、季節野菜とキノコソテーの上に
シェリーで香り付したカサゴ出汁をかけてあります。
カサゴの身もオマール海老のムースも旨味が濃厚です。カサゴのぷりぷり食感に季節野菜もいろんな種類があるためにいろんな食感が楽しめました。
カサゴの旨味に海苔の香り、オマール海老の旨味と香りが重なり、さらにカサゴ出汁の旨味が全体を包み込み、幸せを形成しています。
カサゴの出汁がとにかく美味しい。許されるならばジョッキ🍺で飲みたい。


肉料理「エゾシカ背肉のロースト」

旨味の濃いエゾシカの背肉にカボチャペースト、鹿の出汁・赤ワイン・胡椒の濃厚なソースがよく合います。
野菜も調理法の違うものが組み合わされており、飽きません。特に香ばしく焼いた椎茸がとてもよいアクセントになっていました。


デザート1「チーズムースに金柑とハーブのジュレ、ライムの飴」

ハーブはベルベーヌというハーブです。
レモンバーベナのフランス語版です。
チーズとベルベーヌジュレの種類の違う酸味、飴の甘味にライムの風味、金柑の甘味が何層にも折り重なっててとても美味しい。



デザート2「クレープシュゼット」

2つ目のデザートはいくつか選択肢がありましたが、クレープシュゼットを選択。なお、追加料金がかかります。
ワゴンがやってきて目の前で調理してくれます。
オレンジジュースとグランマニエの柑橘系の香りがよく、バニラアイスを溶かして絡めながら食べるととても美味しい。


デザート3 プティフール

一口サイズのデザートです。

  1. 胡麻煎餅に柑橘ソース

  2. バニラタルト

  3. ピスタチオクリーム最中、ラズベリーゼリー乗せ

胡麻煎餅の香ばしさと柑橘ソースが意外にも相性が良かったです。
バニラタルトは単体では甘味が濃過ぎますが、紅茶との合わせるとちょうど良い塩梅でした。
ピスタチオクリーム最中はピスタチオの香ばしさとラズベリーの甘酸っぱさがとても良い組み合わせでした。

デザート4 プティフール2

チョコレートガナッシュ(写真撮り忘れ)とライムの半球チョコです。

ガナッシュは濃厚なカカオの香りと強い甘味というパンチのある組み合わせでした。
ライムの半球チョコは噛むと中のライムソースの酸味と香りが口の中に広がり、あっさりかつ爽やかな味わいでした。

紅茶

紅茶はダージリンです。

プティフールがあるのでシンプルにストレートティーが良いということでしょうね。単体でも香りが良く、適度な渋みがプティフールの甘味を調整してくれます。
砂糖棒がシャレオツでね……
500円くらいで売ってるの見たことあります。

まとめ

  • レストランの雰囲気良し

  • 料理が美味しい

  • サービス良し(完璧ではないが良い方です。どんなお店でもそれなりにミスが出ます(経験談)。残念かもしれませんが、高級店なんだからといって完璧なサービスをしてくれるわけではありません)

  • 料理が美味しい

  • 追加メニューをポンポン頼むと最初の値段の倍くらいになったりするので要注意

  • 料理が美味しい


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