注文住宅の現場の見方
家を建ててるが現場を見に行っても、見方が分からない、良い現場、悪い現場って何?
そんな人へ♫
現役現場監督より、現場の見方のコツを3つほど紹介♫
❶現場内部の清掃が良いか?
❷職人の挨拶は良いか?
❸スタッフへ質問した時の丁寧な回答があるか?
では、一つ一つについて、解説を・・・
え!見たことある!?
そうですよね、こんなマイナーな記事を見にくるぐらいなので、皆さんは色々調べてますよね。
上記の内容はどこかで見たことありますよね♫
ではもう少しマイナーな内容をお伝え♫
❹19時の現場の明かり
❺大工さんの道具の種類の豊富差
❻清掃は玄関周辺をみろ!
では、はりきって解説を♫
❹19時の現場の明かり
まず、基本的に建築現場の作業時間は8〜17時が多いです。現場は電気が通ってない状態での作業となるため、日がある内の作業の方が効率的です。
暗い中でも作業出来る環境を作るために仮説で電気を引いて、照明をつける事もあるのですが、壁や天井を作ってる段階ですので、照明をあっちに動かし、こっちに動かしながらの作業となります。すごく効率が悪いです。
ですので、優秀な大工さんほど早く帰ります。
ただ、優秀な大工さんでも、遅くまでやる時があります。それは現場の工期が無い時です。
そんな状況で、良い家を作れるでしょうか?
17時〜片付けだとしても、19時に現場の照明がついてるのはちょっと・・・
❺大工さんの道具の種類の豊富差
昔は金づちとノミで、とんてんかんてん、やってました。
今は便利な電動工具が色々出てきて、作業も効率化しています。ローコスト住宅等を専門に行う大工さんに聞いた時は今はノミやカンナはほぼ使わず、インパクトドライバーと丸のこでほとんどの作業が出来ると聞いた事があります。
では、なぜ道具の種類が多いと良いのか?
それはその大工さんが、挑戦を行ってる証だからです。
リフォームや造作系の作業をやろうとすると、やはり、昔の道具が必要になる事があります。また、作業の効率化を考えると、最新の電動工具では数倍のスピードで出来たりします。
今では、ITを使いこなす大工さんも出てきました。
図面はタブレットで確認し、監督との情報交換をzoomで行う。作業を止めない為にワイヤレスイヤホンで電話連絡を受け、パソコンで建材の数量を計算する。
頑なな職人の技術も大事です!
でも、新しい挑戦を行い常に貪欲に成長する職人!
あなたはどちらが良いでしょうか?
❻清掃は玄関周辺をみろ!
これは少し、❶と少しかぶるのですが💦
現場に行くと作業中の為、職人が使用している作業台の近くは木屑だらけ、ホコリっぽい!
この現場は清掃が出来て無い!・・・のでしょうか?
作業中はどうしても現場は汚れます。
それは仕方無い事だと思います。
また、現場の清掃を確認するといっても作業中に中に入っていくのは何か気がひけますよね?
そんな時は玄関周辺を確認しましょう。
まずは玄関に入る前の部分!靴で上がるところはどうしても汚れます。そこで現場では泥落としのマットを置いたり、ブルーシートでカバーを行ったりします。お金をかけて、玄関までの道を砕石敷きにしてしまってる現場等もあります!
次は、玄関の枠の下を確認♫
工事中は玄関枠の下枠が浮いてる事があります。そこを踏んでしまうと枠が曲がってしまう事があります。そのため、その部分をコンクリで埋めたり、木材で仮に下地を、作っておくといった工夫を凝らしてる現場が多いです。(何も、やってない現場は誰か踏まないのか?と心配になります。)
後は玄関の中ですね。
玄関周辺の床にはダンボールがカバーとして敷いてあると思います。そこに靴の跡はありませんか?
基本的に建物の内部は土足厳禁です!
なので、職人さんは基本的に玄関で内履きに履き替えます。そんな中、外履きのまま内部に入ってしまう職人さんもいるのですよね〜💦
そんな職人さんに現場清掃が出来るとは・・・思えませんね〜
以上、現役現場監督がお伝えする良い現場、悪い現場の見分け方でした♫マイナーな内容でしたが、気になった所がありましたら、是非、現場で指摘してみてください♫このお客様は玄人だ!と思われればいつもより気をつけて作業してくれるかも♫
参考になれば幸いです♫
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