ナノバブル水は癌に効果的?普通の水との違いとは?
こんにちは。
わりと久しぶりの更新となってしまいました。
突然ですが “ナノバブル水”って聞いたことありますか?
なんでも美容や健康に良い水らしく、最近注目されているんだとか。
癌にも効くかもしれない可能性を秘めているといった噂もあるようですよ。
普段から水を多く飲む自分としては普通の水と何が違うのかはすごく気になるところなので、今回はナノバブル水について調べてみました。
ナノバブル水とは
では早速今回お話するナノバブル水とはどういう水なのかについて説明します。
ナノバブルというのは直径がナノメートルクラスの泡のことです。
1ナノメートルがどれほど小さいものなのかというと、大体1ミリメートルの100万分の1だと言われています。
数字で言われても想像つかないですよね(笑)
ナノメートルと聞くと学生の頃化学で聞いたな~というくらいです。
とりあえずそれだけ細かい酸素の泡を含んだ水がナノバブル水というということだけ覚えておけば良いと思います。
ちなみに泡は水中を浮上していずれは破裂するのが通常ですが、ナノレベルの泡は浮上することなく水中に存在し続けるそうです。
泡なのに破裂しないってなんだか不思議ですよね。
よくある酸素水とは何が違うのか
酸素を含んだ水ということは普通の酸素水と同じということなのだろうかと思い調べてみたところどうやら同じではないようです。
先程も言った通り、ナノバブル水の泡はとても小さいので、通常の酸素水に比べて泡が消滅しません。
そしてナノバブル自体は1年以上酸素の泡の状態を保ち続け、体の隅々まで浸透してくれるんだとか。
それにより細胞を活性し続ける力を持っていることから健康に良いと言われているようです。
ナノバブル水が癌に効くというのは本当なのか
健康に良いということに加えて、ナノバブル水は癌に効くという噂も耳にしたのですが、癌に効くとはどういうことなのでしょうか。
調べてみるとナノバブル水には抗癌剤治療や放射線治療の効果を高めてくれるということがわかりました。
癌組織というものは癌細胞の増殖に伴い低酸素領域というものがいたるところに存在しているそうで、その癌組織の低酸素こそが放射線治療や抗癌剤治療の効果を弱めてしまうんだそう。
つまり、低酸素状態の改善をすることで治療効果が高くなることから酸素を多く含むナノバブル水が癌に効くと言われているようなのです。
実際に海外で行われたマウスを用いた研究内容が書かれた記事を見つけたので載せておきます。
少々内容の難しい記事ではありますが、要約するとナノバブル水を摂取したマウスはナノバブル水を摂取していないマウスと比べて低酸素状態が改善されるだけでなく、癌の進行を促進させるVEGF(血管内皮細胞増殖因子)の減少や、欠失すると癌の悪性化を促進するARD1Aが増加する傾向にあるということが分かったそうです。
要するに癌に効く可能性は極めて高いということになります。
とはいえ、確実な治療法としてナノバブル水を使用することが確立されているわけではないので、今後の研究に期待という感じですね。
補足:日本でもナノバブル水を用いた癌治療研究が行われている
最後に補足ですが、ナノバブル水と癌について調べていると癌患者に対してナノバブル水を用いた研究を行っている研究部を発見しました。
現在癌の治療というと抗癌剤治療か放射線治療、手術の3つが主流です。
そんな中で新しい治療法としてナノバブル水を用いた治療が確立されれば今よりももっと完治する人の割合が増えるのではないかと思いました。
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