いまさら美女と野獣に感動した
あまりディズニーの映画を見てこなかったから、ディズニーランドに行ってもピクサーとかチップとデールにしか心が踊らなかったが、初めて「美女と野獣(アニメ)」を観てみた。
理由はただ単に友達が「ディズニーでは、美女と野獣が一番好き」というので、どんなもんかなと思ったのだ。
結果、とても良かったし面白かったし感動した!
光と影のバランスも素敵で、アニメーションもとても滑らかだった。
1991年ってこんな技術あったの?
ディズニーだから?
以下ネタバレがあるので(みんな知ってるっぽいし、大したことないけども)
気になる方はお控えください。
あと勢いだけで書いているので、細かいこと間違えてるかもしれませんが、笑って許してください。
物語最初の王子の説明がとてもわかりやすかった!
王子は人を見かけで判断する人で、大雪の日に助けを求めてきた老婆を「醜いから」という理由で追い払ったそうだけど、たとえ醜くても「困った人を助けたいと思う気持ち」があれば、変わった気がする。
やっぱり最初の頃の王子は人の気持ちがわからない困ったさんだったのね。
ベルは自分らしく生きれる場所が見つかって良かったと思う。
あの村にいたら、息苦しいし、父親をバカにされるのは我慢できない。
てゆかあのパパ、インターホンみたいなの開発してなかった?すごくない?
自分が自分らしくいられる場所、自分らしくいられる人が見つかったことはとても嬉しい。
「どうしていつも怒ってばかりなの!」とベルが本音で野獣に言ったあのシーンはなんだか感動した。
ちなみに私は、その前の「ウルフたちに囲まれてしまって、野獣が助けに来てくれるシーン」で大号泣した。
ガストンは「ベルと結婚したい」とばかり言っているが、ベルのことを本当に好きではない気がする。
ベルが大切にしている本や父親のことを粗末に扱うし、ガサツで自分のことしか考えていない、ただ見栄っ張りの大男だ。
でも彼は狩猟のセンスがあるし、小さい頃から体を大きくする努力も続けられる人なんだから、そっちを伸ばせばいいのになぁ。
あれかな、どんな獲物も狩ってきたから「俺に狩れない獲物はない!難攻不落のベルを落としたい!」と思ったのかな。
そしたら根っからのハンターだな!
唯一かわいそうだと思ったのは、谷底に落ちてしまい、更生の機会が与えられなかったこと。
ありのままの自分を好きになってくれた、町娘3人のうちの誰かと幸せを見つけて欲しかった。
お城の住人たちはみんなかわいかった!
特にお気に入りなのはイス(オットマン)のイヌ。
みんな自分の仕事が大好きで誇りを持って取り組んでる姿がとても良かった。
ご飯はみんなで楽しく食べたいよね。
ちなみに野獣の性格は最初からチャーミングだと思った。
ここぞというときに頼りになるし(ウルフのシーン)21歳までの呪いって結構残酷な気もするが、よく頑張ったと思う。
図書館に連れて行くシーンがとても好き。(カーテンをザーーッ!ってひらく時の光の描写がすごく綺麗)
ベルが少し目をつむるのをためらうが、とても優しくエスコートしている。
また「ベルにお礼がしたい、喜んで欲しいから」という気持ちで、図書館を案内するのが良い。
これがガストンだったら「君のために世界中の本を集めてきてやったぞ!どうだ!すごいだろ!ガッハッハ!」と自己顕示欲の塊になっていたと思う。
本を集めるのもオトモたちに働かせるんだろうけど。。
野獣のご飯の食べ方も、ベル(というか人間)に合わせようと頑張っている姿が良かった。
細かいところまで見きれていないが、初見の感想は「とても面白かった!」に尽きる。
実写版も観てみようと思う!
インフィニティチェアでね!