ロストギラティナVSTAR
こんにちは
雨宮です
1．はじめに
本記事では、ギラティナVSTARの自分なりの戦い方と構築の解説をしようと思います
拙い文章ですが、ぜひご一読ください
2．ギラティナVSTARに対する評価
ギラティナVSTARには以下の評価になります
1つ目はVSTARポケモンであることです
これはサイドを2枚詰められるポケモンで、下敷きとなるポケモンを用意する必要もあります．また下敷きはHP220で、現環境下では低耐久で負け筋になります
2つ目はHP280であることです．HP280でサイド2枚はそこそこの高耐久でどのデッキもワンパンできるが、試合の終盤であったりある程度のリソースを要します
３つ目は280ダメージを簡単に出せる点です．簡単ではあるものの場のエネルギーをロストに2枚送る必要があり、HP70程度のポケモンたちにつかえるような技ではありません
VSTAR技の「スターレクイエム」は強力でデメリットなしでコスパよく相手のポケモンを一撃で倒すことができます
4つ目はおまけ程度ですが、弱点がないことです．環境デッキに左右されません
①サイド2枚取られる
②比較的高耐久
③技は強力だが中盤以降の起動であり、デメリットも重い
④下敷きが負け筋
3.ウッウに対する評価
ウッウの最大の利点はエネルギーなしでヤミラミのロストマインがない序盤にサイドで負けないことだと考えています
前提としてウッウよりもヤミラミのロストマインの方が強いです．HP80のヤミラミではなくHP110のウッウでないと勝てないのはかなりレアケースです．そもそもウッウはかなりの低耐久ポケモンです
加えてサーナイト対面ではクレセリアやサーナイト、ルギアはカビゴンやイシヘンジン等ウッウでは倒せなくサイドレースで有利どころか不利になることが多かったです
また、ウッウを使う＝ロストが貯まらないというのが致命的です。
このデッキのエースはギラティナです。序盤のサイド1,2枚の損などギラティナのカードパワーである程度ひっくり返すことができます。
さらに、ヤミラミは明らかにサイド一枚の性能ではないです。サイドを2枚詰められるポテンシャルを持ちながら自分はサイドを一枚しか詰められなく、相手の「マナフィ」を潰すことで月光手裏剣まで警戒させることができます。
ウッウは基本的に入れ替えを1枚とボール1枚を使ってサイドを1枚詰めます。仮にこのポケモンがキュワワーやギラティナであれば、ロストを5〜6枚（次のターンにはミラージュゲートを使える）まで貯めることができます。
さらに、ウッウは盤面を埋めてしまう危険性があります。相手視点ではウッウを倒したとしても相手のキュワワーから動いてギラティナVSTARを相手する必要があります。加えて、ヤミラミや月光手裏剣に怯える必要さえあります。その中でウッウは今後のゲームで全く脅威になりません。（明らかにヤミラミの方が脅威）
後のゲームでのウッウの使い方は、エネルギーを１枚手張りしながら殴ることです。後のゲームで1枚の手張りがヤミラミのロストマインより優先されるゲームになることは滅多にないでしょう。
サイドが負けない状態で次のターンにゲームをするためにはロストを進める必要があり、そのためにはアクロマから入るしかない中で無理にロスト4の状態でサイドを進める必要があるのか考えてからウッウでの攻撃を考えましょう。
（見た目は可愛いんですけどね）
4.ヤミラミに対する評価
強い
そんなことは誰でもわかるので、ここでは使い方をいくつか述べます。
対サーナイトにおいて、サーナイトが後手2でクレセリア、ギラティナが先3でサイド1のポケモンに対してロストインパクトを使うことで、お互いにサイドを一枚ずつ詰めるゲームになったとしましょう。
サイドは1詰まってロストは9で相手視点では次のターンに“スターレクイエム”、“ロストマイン”、“月光手裏剣”という大枠の動きが見えます。
ロスト側は仮にザシアンVでサイドを3枚詰められたとしても、ヤミラミでザシアンとマナフィをとりながら手札干渉をすることで、次のターンにマナフィの蘇生orキルリアを全て進化（月光手裏剣ケア）をする必要がある上にスターレクイエムでサーナイト詰められると負けです。
使い方は大いにありますが、先後共に強い押しつけをすることができます。
使い方は引退した私よりも研究熱心なみなさんの方がわかるのでは（煽）
この辺りのよくある使い方は対面研究である程度済ませておくことでゲームが楽に進められます。
5.ゲッコウガに対する評価
ゲッコウガはハッキリ言ってバグポケモンです。
誰が産めと言った。
システムポケモンでありながら、技は小さめのウーラオス、たねポケモン、サイド1ポケモン…
ちゃんと活かせるデッキならどこかから枠を割いてでも採用したい一枚です。どうやら世では水エネルギー不採用がいたようですが、水エネルギーとゲッコウガを不採用にして何を採用したいのか理解できません。
流れで水エネルギーにも触れますが、ロストデッキにおいてエネルギーを3種類採用するメリットは、エネルギーの偏りに対応しやすいことです。
中後半に「ミラージュゲート」でエネルギーを２枚貼れないことを防いでくれます。
確かに、エネルギーを増やすとつけたいエネルギーをつけられる確率は上がりますが、それは本当にミラージュゲートでつける必要があるのでしょうか？殴るポケモンを考えながら手張りしてもおそらく間に合います。（それこそウッウを使うとか）自分もやっているので人のことは言えませんが、おそらく大半のプレイヤーは無駄なエネルギーをつけています。ロストの手張りは逃げエネ用ではありません。選択肢の一つです。できないならできないなりに大人しく「ビーチコート」を採用しましょう。
弱いなら弱いなりにリストを考えましょう。大半の弱い人は考えられないと思うので、強い人のリストで強い人の真似をするか、強い人に弱い人用のリストを組んでもらいましょう。
6.エネルギーの使い方
エネルギーの使い方はたくさんあります。
1.ロストする
2.ギラティナにつけてがめる
3.逃げエネにする
4.ゲッコウガで手札を変換する
5.技を使う
6.ロストインパクトでロストをためる
こんなもんですかね。記事自体適当に書いてるので思いついたら付け足しておきます。
1.ロストする
まず、ロストについてですがエネルギーのロスト優先度はかなり低いです。
ロスト優先度はリストにしている人がいますが、ゲームによって変わります。その中でも、ギラティナVSTARの１枚目とエネルギーに関してはアクロマの実験を捨ててでもピックしたい場合が多くあります。これについては後で述べます。
要は、エネルギーを捨ててしまうくらいなら他の用途に使う方がマシです。
2.ギラティナにつけてがめる
エネルギータンク筆頭候補のギラティナさんです。つけ先がなければギラティナかヤミラミにつけておけば怒られないと思います。
ギラティナに一枚つけるだけでデッキの動かしやすさが大きく変わります。
ミラージュゲートでつけるべき一枚を後のポケモンにつけられたり、ギラティナを手張りだけで動かすことも一枚貼るだけで現実的です。
2枚エネルギーのついたギラティナは対戦相手は全員嫌いです。ただ、無駄にするのはナンです。
3.逃げエネにする
文字通りです。エネルギーをトラッシュしてポケモンを入れ替えます。
ウッウで殴ってる時に失ってるリソースを数えると泣きたくなります。
1枚エネルギーを失っているという意識を持ちましょう。
4.ゲッコウガで手札を変換する
よく文字列を見てください。手札を“変換”してるのです。リソースを増やしているのではありません。エネルギーも貴重なリソースである意識大事！入れ替えに余裕ある時のジェットエネルギー変換は最強です。
5.技を使う
ヤミラミ、ギラティナ、ゲッコウガはエネルギーを使うアタッカーです。誰を使うかでゲームプランを立て、エネルギーを使ってください。
何度も言いますが、エネルギーを使う意識
6.ロストインパクトでロストを貯める
トラッシュではなくロストです。釣竿ですら戻せなくなります。
しかし、サイドを詰めながらロストを2枚も貯めることができます。ヤミラミの評価で述べたゲームのようにロストを貯める意識は強くあるほど良いです。
総じて言いますが、エネルギーはリソースです。
安易に使用することは控えてください。理由があれば使って良いですが、脳死プレイだけはダメです。
あと、当たり前ですが手張りはできるだけ最後にしてね？
7.ロスト優先度について
皆さんはロストする時に悩みますか？
ロストする時の優先度は
不要なカード＞必要かもしれないカード>必要なカードです。
バカにしてると思うかもしれませんが、本当にこれです。
花選びでアクロマとギラティナVSTARが来たらアクロマを取るという人がほとんどでしょう。
しかし、ロスト7でギラティナが攻撃する準備ができた時にギラティナの上がない状況は明らかに困ります。アクロマと花選びでギラティナの2枚目を探し、なければ違う技を選択するのは明らかに安定しません。
安定択はギラティナ1枚目です。
これは、ミラージュゲートにも言えます。脳死で取るのではなく、1回の入れ替えを我慢して手張りをアタッカーに使えば節約できるので攻撃の準備ができるのであれば、ヤミラミの準備のためのネストボールが優先される場合もあります。
全ては“場合”なのです。当然アクロマやミラージュゲートが最優先カードになる択も存在します。しかし、これらのカードは常に“1枚は使うカード”、“この後使いそうなカード”になってくるので最優先になることは少ないです。
逆に、後半のウッウのようにパスの次には要らないカードもあります。全てはゲームプランと相談です。ギラティナで殴らないのであれば当然ギラティナVとギラティナVSTARはパスの次にいらないカードです。本当にギラティナを使わないゲームで勝てると思うなら全部切りましょう。その後に大人しくロストバレットを使ってください。負けます。
まとめ
今回はギラティナについて簡単にまとめました。
これから一緒に頑張りましょう。
ポケカ老害ですが、引退した身なので対面の立ち回りは書かないようにします。あくまでも“参考”でお願いします。