トリガーロック/Mashumairesh!!がヤバイ
ほわ~!!!!!!!!お久しぶりです。熊本で声優楽曲DJやってるDJげんです!!すみません嘘です!こんな時勢ですが6月から神奈川に引っ越しましたDJげんです!!色々ありますが主な理由はMashumairesh!!とその声優さんたちの活動を近くで見届けたいと思ったからです。
さて、今日noteを書こうと思ったのは・・・・
SHOW BY ROCK!!10周年に向けてのクラウドファンディング企画
「Road to 2022!! 目指せ10周年‼︎5大SHOW BY ROCK!!プロジェクト‼︎」の第一弾「“新曲で♪”ロッカーと作るMV企画!!」から制作された実写ミュージックビデオ
「トリガーロック-Mashumairesh!!」
が7/14にYouTubeでプレミア公開されました!こちらについてのMV考察、レポートをまとめていきたいと思います。いずれも「SB69が好き」前提で想いを込めて執筆しますので、温かい目で見てくれたら幸いです。
本題・・・に入る前に少しだけSB69に出会った経緯~今に至るまでを簡単に記します。
僕がSB69と出会ったのは約7年ほど前。TVアニメSHOW BY ROCK!!視聴したのがキッカケでした。当時の僕はアニメオタク×ロックオタクをブレンドしたような人間だったので、バンドがテーマのアニメに惹かれたのは必然だったのかもしれません。
当時はプラズマジカが好きで、2期が終わったあとも3期を期待して待つ日々が長らく続きました。
そしてSB69アニメ2期放送から約2~3年、待望の3期制作が発表されました。タイトルは・・・
「SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!」
え?????(困惑)
ましゅまいれっしゅ??なんだそのマシュマロみたいな名前は。。。(当時の筆者はその後の人生に大きな影響を受けることを知るはずもない)
メインバンドもプラズマジカじゃなくなっており、当時少し凹んだのはここだけの話ぴゅる。その後、オタク特有の「斜構え」を発動しつつ、恐る恐るましゅまいれっしゅ!!第一話を視聴しました。
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「ほわんたむ萌え」
即落ち。以上、前置きです。それからのことは察してください。
本題いきます!!!!!!
〇MV考察
・トリガーロック - Mashumairesh!!
[作詞・作曲:ヨシダタクミ(saji)/編曲:中島生也(monoralism)]
こちらがトリガーロックのMV。7/14の19時~に公開されました。
撮影場所はドラマのロケ地で有名なW学園 Kキャンパス。
初見の感想ですが・・・THE・Mashumairesh!!といった感じ!
それもその筈、この楽曲の作詞・作曲を担当したヨシダタクミ氏。
Mashumairesh!!の始まりの曲であるエールアンドレスポンスを手掛けたクリエイターである。他にもしょばすたOP、ドレミファSTARS!!の作詞・作曲も担当しています。
トリガーロックもましゅましゅらしいエモみのある青春・応援ソングになっていますね。冒険の序章のような曲。公式では「自分たちの志を誓う決意表明」だと書かれています。
ただ、このMV。ストーリーについて特に公式からの説明はなく、観る人それぞれで色んな解釈ができるようになっているっぽい。
なので今回は僕なりの解釈で考察していきたいと思います。多分500回くらいは再生した・・・。こじ付けがましい部分もあるかもしれませんが、あくまで僕なりの考察ですのでご理解ください。
SHOW BY ROCK!!では作詞・作曲をキャラクターに設定します。例えば、キミのラプソディーは作詞マシマヒメコ、作曲ほわん等。(実際の作曲者は楽曲制作協力としてクレジットに載ります)しかし、今回のトリガーロックにはその設定が存在しません。以上のことから今回のMVは、キャラクターではなく"声優ガールズバンド「Mashumairesh!!」"をフィーチャーした作品と言えるでしょう。
実写MVを視聴して、まったく作品(SB69)と関係ないじゃん・・・という意見も多々見受けられましたが、安心してください。
そんなことはない!!!!!(デカイ声)
ちょっと分かりずらいかもしれないがちゃんとSHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!をリスペクトした仕込みが散りばめられています。そちらの内容にも後ほど触れていきます。
さて、このMVのストーリー考察ですが・・・
「学生バンドの結成~現在に至るまでの青春を描いたようなストーリー」になっているな~~と感じました。敢えて「ましゅ」ではなく「学生バンド」という書き方をしてる。ちょっと表現が難しい・・・。このMVを初めて観た時、キャッチーで爽快感のある応援ソングだな~と思う反面でどこか謎の寂しさを感じたんですよね・・・。なんだか感情移入しすぎて、お前ら、卒業するんか!?!?!?みたいな気持ちなったw(しません)
MVストーリーの時系列的には、現在→過去(日々の思い出)を振り返っていくような構成になってますね。
4人の鼻歌から始まり・・・教室での演奏シーンへと移っていく。爽やか。みんなかわいい。
1番Aメロ~からストーリーに入っていきます。
1分5秒~みんなで何か探していますね。見つかったものは・・・・
一冊のバンドノート。見つかった時はみんなで懐かしいな~!!みたいな反応をしている様子でした。そしてここから過去~日々の思い出を振り返っていくような展開になります。
続いてこちらが1分10秒のシーン
ここからもう過去~の話になってますね。
一見ましゅましゅちゃんの制服姿かわいいな~~~~~と普通にスルーしちゃいそうなシーンですね。これ、ちゃんと意味があります。
お気づきだろうか・・・・。
ほわん役の遠野ひかるさんだけ楽器を持っていません。他3人が音楽活動しているのを楽しそうに体を揺らしながら見つめていました。
以上のことから時点で遠野さんだけまだバンドメンバーではないことが推測される。
その姿をみた夏吉さん(ヒメコ役)が立ち上がり・・・
遠野さんにバンドノートを渡します。(ここではまだ破けていません。)そして1分36秒、口パクで何か遠野さんに言っています。断定はできなかったが十中八九「一緒にバンドやろう」的な言葉だと思います。
ん・・・?????
これってなんか既視感ありませんか?????????????????????
そう・・・・・・・・・・・
「あんたも歌う?」
みんな大好きアニメ1話のあのシーンと完全にリンクしています。
これに気付いたファンは大喜びでしょう。俺はおんおん泣いた。ほんとによく作り込まれてる。実写MVで新規ファンを獲得しつつ、既存のファンも楽しめる内容になってますね。(気づかない人多そうだけど)
ましゅの声優さんって存在自体がキャラとリンクしてるみたいなとこあるよな~~~
さて次は2番~~
1分50秒。
山根さんと和多田さんがノートの取り合いをしていますね。取り合いというよりルフユ役の山根さんが一方的に取ろうとしている感じでしょうかwここで初めてバンドノートが破けます。和多田さんを怒らせてしまい、山根さんが反省していましたね。アニメの内容とはちょっと違いましたがこちらはアニメ4話のNo problem!!を連想させます。ルフユが調子にのってデルミンを怒らせるという流れはキャラそのままですねw普通になりたいデルミン、特別になりたいルフユ。2人の関係性がほんまに好き。
2分10秒~みんなでテープを貼り、破れたノートを修復するシーンがあります。
修復に使ったテープは4枚。メンバーそれぞれが1枚ずつ貼っていきます。
直したものがこちら。
水色は和多田さん(デルミン)。赤は遠野さん(ほわん)。黄色は夏吉さん(ヒメコ)。紫は山根さん(ルフユ)が貼り付けていました。
もうわかったな!?!?!?!?!?
これはキャラクターのイメージカラーですね!!
オタク的にはこういうちょっとした拘りが嬉しい。ちなみにバンドノートの裏には「Thank you 69er」と書いてあります。
はい。だいぶ簡単にですが、だいたいストーリー考察はこんなもんですかね。
2番サビ~以降はひたすらにかわいくて新しいことに挑戦する彼女たちの姿をみてくれ~~!!!!
〇Mashumairesh!!の楽曲について
Mashumairesh!!の楽曲、相変わらずCメロからがエグい。今回も大サビまでの持っていき方が天才的で鳥肌立っちゃった。
名曲はAメロ、Bメロ、サビ~も良いんですが、なんといってもCメロの追い込みがエグい。Cメロ~次第で100点の曲が150点になったりする。
Mashumairesh!!のバンドコンセプトに「エモい」というのがあります。
エモいって言葉は近年よく使われるようになりましたね。でも僕はとりあえずエモいって言っとけばいいや~みたいな風潮にちょっと違和感を感じています。なので、エモいの定義について少し考えてみました。
エモい。とは、元々音楽のジャンルの一つである「イーモウ(Emo)」からきており、メロディアスで哀愁的な音楽性と切ない心情を吐露する歌詞が特徴的なロックミュージックを指してます。(意外と知らない人が多い)
分かりやすく言うと「音楽に感情的な歌詞をのせたロックミュージック」といったところでしょうか。
最近では感情が揺さぶられた時や、気持ちをストレートに表現できない時などに使われるようになりましたね。
音楽に感情的な歌詞をのせたロックミュージック・・・Mashumairesh!!はまさにそれに当たると思う。新曲が出るたびに、制作サイドはこの「エモい」に対して多角的なアプローチを仕掛けてくる。
実はMashumairesh!!の曲は歌詞に似たようなフレーズが使われることが多い。
例えば・・・・・・
〇トリガーロック(ト)≒エールアンドレスポンス(エ)≒星空ライトストーリー(星)≒ヒロメネス(ヒ)≒アノカナタリウム(ア)≒まっしろスタートライン(ま)
上記の曲から似たようなフレーズを探してみる。
・(ト)誰も見たことない世界へ≒(エ)さあ見たことない世界(あした)へと≒(ヒ)僕らが目指す世界へ≒(ま)何度も夢見た知らないこの場所
(ト)探しものが見つからなくて≒(ま)ずっとあの日から探してきたもの
・(ト)1人じゃ超えられそうにない壁だって君がいるから≒(エ)1人じゃないからここまでこれたんだ≒(星)1人じゃないみんながいるよ
・(ト)あの空に星をめいいっぱい敷き詰めて満天の夢をみよう僕らの未来を光らせて≒(ア)未来を照らす満天の夢空≒(ヒ)見上げた星は行き先を照らすスポットライト≒(星)きらめいてるあの人もはじめは星空見上げてたの
これすごくないですか????同じ人が作詞を担当してるわけではないのにこの繋がりである。偶然なのだろうか・・・。夢・未来・世界・光・星・空などがよく共通ワードとして使われることが多いですね!探せばまだまだあるので気になった方は歌詞を見比べてみると色んな解釈にたどり着いて楽しいですよ!
トリガーロックのカップリング曲、「イントロダクション」は初のキャスト4人による作詞とのことで、こちらも楽しみですね。
〇最後に
今回、SB69としては初となる実写MV制作の企画でしたが、ファンからは多くの賛否があり、一部では荒れていました。
正直、筆者も声優の実写MVには少し抵抗があった。声優さんは好きだが、実写MV化してあんまり良い思いをしたことがなかったので。声優の実写MVっておまけ程度に低予算で組まれることが多いんですよね(アレがいいんじゃん!って層もいますが。)
今回クラファンは目標150万円で設定していました。しかし実際に集まった金額は・・・約875万wちょっと集まりすぎだけど、低予算で組まずにクラファンしてでも良いMVを制作しようとしてくれた運営に感謝。
時代は常に変化します。コンテンツを続ける為には既存ユーザーを大事にしつつ、新規を取り込まなければなりません。試行錯誤を繰り返し新しいことに挑戦していくのが必要不可欠だと思います。ただ、そういった分岐点にはファンからの不満が生まれることが多い印象。しかし変化を恐れていては停滞するのもまた事実。エールアンドレスポンスに「恐れることなく叶う夢などない」という歌詞があります。今回の実写MV制作への挑戦と歌詞がマッチしててエモいですね。(こじ付けてくゥ~)
SB69もやがて10周年。離れていくファンは何をしても離れていくし、付いていくファンは不満を漏らしながらでもなんだかんだ付いていくものです。
筆者は基本後者。ほんとに無理だと思ったらコンテンツからそっと身を引くこともあります。
これは自戒でもあるのですが、好きなものを好きになればなるほど価値観が固定されてしまい、物事を楽しむ感受性も欠落し、次第に新しいことを受け入れられなくなりがちです。常に自分をアップデートしていくことがコンテンツを追う上で重要だと筆者は考えます。
まあ賛否ありましたが、筆者自身は声優さんがコンテンツを飛び出して、ガールズバンドとして活動する彼女たちの姿をもっと見てみたいな~と思っています。なんなら最終的にはライブハウスでガールズバンド、Mashumairesh!!としてワンマンライブをやる未来まで想像しています。
6月のましゅ祭で山根 綺さんが「ずっと続けばいいなぁ」と言っていたのが印象に残っています。まだまだ先の話だろうけど、プラズマジカ→Mashumairesh!!と続いたようにいつかMashumairesh!!も新しい風にバトンを繋ぎ先輩になる日がくるのだろう。
女性声優さんが声のお仕事以外でアクティブに活動できる期間って意外と短い。負担を考えるとリアルバンド活動だっていつまで続くかわからない。声優もマルチに活動する時代だが、あくまで本職は声優なのだから。
まあ結局何が言いたいのかというと
推しは推せる時に推そう。
以上!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
この記事を通してトリガーロックとMashumairesh!!の魅力が少しでも伝われば幸いです。
Mashumairesh!!
未来へ
羽ばたけ!!!!!
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