『四月一日さん家の』第3話感想。今までで一番良かった!
『四月一日さん家の』第3話。みんな見たかな?見てない?見た?見て…あれ、これやったっけ?
じゃ、とっとと書こう。
今回の感想は…
良い!今回は今までで一番良かった!
前回、たまたまサンパチマイクの話をしたんだけど、今回はなんと漫才をやるというネタ。
ここで一花と二葉がやる漫才はハッキリ言ってイマイチだ。
しかし、今回に限ってはそれで良いんだよね。だって結婚式でやるという素人芸、という設定なのだから、あんまり上手くてもおかしいし、成立しないのである。考えられた設定だ。
だが、だからこそ、ここで入れる笑い声はもうちょっと慎重になったほうが良かった。
漫才が面白いから笑っている、と取られてしまったら台無しだからだ。
そして、台本を書くことになってしまった三樹が、なぜかお笑いマニアぶりを発揮する。
ただの余興なのに険しい顔でメモを取りつつ見始め、しまいにゃ実の姉を「ボケの子」と呼んだのは笑った。
「毒蝮テイストでやるためにはもっとニヤニヤしないとだめ」っていうダメ出しも良い。前回書いたように、そういう複雑な表情ができないVの者であることを逆手に取っている。
(毒蝮三太夫をしらない良い子のみんなはお父さんに聞こう!)
それ以外も「素人芸にどこまで求めてんだよ!」っていう高度すぎる要求はとても良かった。
今回の脚本は元”なかよし”の熊本浩武さん。さすが芸人の台本だ。
(”なかよし”はイケメンでおもしろくて、絶対売れるなぁと思ってたコンビなんだけど、実はなかよしじゃなかったのね…)
そころでさ、漫才でサンパチマイク使ってるのかと思ったら、よく見たら、これ掃除機じゃんか!
ギャラリーでそのスクショが見られるんで、見て欲しい。
あり物の3Dデータを使うならまだしも、一からモデリングしたのだとすると、掃除機作る手間でサンパチマイク作ったって良いわけじゃん?
現実でサンパチマイクと掃除機なら後者の方が圧倒的に手に入りやすいし、見立てで使うのはわかるけど、バーチャルなわけじゃん?だったらマイクあったって良いわけじゃん?
この辺、前回書いた通りなんだが、それをしないってことは、そこまでリアルスティックにこだわるわけな?『あくまでドラマです』ってことなんだな?
よーしわかった!そんならこっちも今後はそういうつもりで見ることにするわ。
最後のネタ。
「距離感がおかしくて椅子からちょっと浮いてるように見えたりして」「Vtuberか!」「結婚指輪をはめようとしたらただ手にくっついてるだけみたいに見えたりね」「Vtuberか!」って感じで、往年のタカトシの「欧米か!」みたいな連続「Vtuberか!」ツッコミがあるんだけどさぁ。
ネタ中ずっと、二葉の右手が体に食い込んじゃってんだよね。
Vtuberか!!
このボケが今回一番だった。
CM明けにでるキャラ紹介。
今回はそれぞれの好きな芸人が紹介されていた。
一花の好きな芸人はナイツ、二葉は千鳥、三樹は神田松之丞。
‥神田松之丞!
こんなとこにもネタ入れてくるとは。いやー今回面白かったよ。
てかさぁ。なかよしはまだしも、誰かシソンヌって言ってやってくれよ!