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仲間を増やすために

こんにちは、セタです。

昨日はチームが沖縄で今季初勝利を挙げてくれました。

先制し追いつかれ、それでも突き放すことに成功して2-1。

貴重な勝ち点3をゲットしただけではなく、それ以上に大きな自信をゲットできたのではと思います。

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ここまで5試合の傾向として、今年のチームは得点力がある、一方で失点が多いのが課題。

長所と短所のマネジメントがここからの勝敗に大きく影響を及ぼすでしょう。

もちろん現場もわかっていますし、これからどんどん良くなるはず。

前節終了時点で4試合勝ち星なしで最下位でしたが、私はそんなに心配していませんでした。

悔しいは悔しいけど、選手は良いサッカーができてるし、なによりもタイムアップと共に悔し涙流せるチームは絶対大丈夫だと。

まだまだ1勝に過ぎませんが、だからこそ勝てたことは自分達を信じていいんだという証明にもなるので、ここからに大いに期待してください。

フロントのミッション

チームはアウェー3連戦を終え、来週ようやくホームに戻ってきてくれます。

移動もなく、アウェーよりもはるかに多いサポーターの前でプレーできるアドバンテージを活かしていきたいところ。

じゃあ、ピッチに立てない裏方のフロントは何するの、って話ですが。

もちろん日常業務はたくさんありますし、みんな各セクションのミッションに取り掛かってくれています。

その中でも重要なのは、やはり多くのお客様/ファン/サポーターにご来場いただくよう努力することです。

試合に来てくださーい!ってアナウンスすることだけじゃ不十分です。

次の3/26は子供たちは春休みのタイミング。

少しでも多くの子供達に足を運んで貰いたいし、そのための取り組みが絶対必要ですよね。

水戸ホーリーホックはメインスポンサーのケーズデンキ様のご協力により、県内の小学生は「キッズパス」なるものがあり、ご登録いただけば入場無料なんです。

しかもシーズンずっと。

この認知度をもってあげる必要がありますし、どうやったらPRにつながるかを考えてます。

一度来て貰えばわかる、スタジアムに溢れるワクワク感。

2週間に1回のこのワクワク感をもっと多くの方々に体験していただきたい。

でも思ってるだけじゃダメ。

じゃあどうやってそこに結び付けていくかを考えて行動に移していくんです。

急がば回れ

今シーズン、水戸ホーリーホックは水戸ホーリーホックらしく、色々な仕掛けを展開しています。

開幕前のマスコット総選挙に全力で向き合ったり、先日はホームタウンPR大使ドラフト会議を開催したり。

面白いことやってるなぁ、って思ってくれる方が増えるだけでも一つ成果ですが、実はこれらにもいくつかの狙いがありまして。


サッカークラブは地域におけるプラットフォームだ、って表現はよく耳にすると思います。

確かにそうだと思います。

J2だと平均15億円程度の中小企業ですが(うちは8億円強)、それでもパートナー企業が300社以上いて、しかもそれが他業種であるわけです。

相手側の企業様の経営規模とは関係なく、大小様々なパートナー企業の方々が、水戸ホーリーホックの試合を一緒にサポートしてくださっている。

この特異な存在は、やはり地域社会を見渡しても比較できるものは皆無と言えるはず。

だからこそ、自分たちの存在意義や活用法をしっかりと今一度理解していただきたいんです。

そのためにも、“プラットフォーム”側がもっともっと自分たち側から繋がりに行かなくちゃ。

マスコット総選挙の投票協力を色々なところにさせていただきましたが、皆さんが自分事のように協力してくださいました。

その結果得られた成果は皆さんと協働で得たものであり、実はプラットフォームを通じて多くの方々が繋がった証明でもあると、私は思っています。

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今回実施したホームタウンPR大使も同様です。

9市町村がホームタウンです、とこちらから指定はさせていただいていますが、じゃあ今までどれだけちゃんとご活用いただけていたのか。

本当にクラブ側は9市町村を繋げる存在になり得ているの?9市町村に暮らす方々をクラブに繋げられていたの?という疑問に、胸張って「はい!」とは言えなかった。

でもこの現状を嘆くのではなく、じゃあやればドンドン良くなるチャンスがありますね!って話です。

やり切れていなかった理由は様々。

マンパワーの問題、優先度の問題、アイディアの問題、、、

でも過去は過去。

積極的に巻き込む取り組みを能動的に行なっていくことで、お互いのコミット度も上がっていきますし、そうすれば本当の意味でのプラットフォームの役割を担えるようになるはずです。

でも私たちだけではできないんです。

だからこそ協力してくる、協働してくれる仲間をドンドン増やしていきたいんです。

そしてそれが、水戸ホーリーホックのファン/サポーターを増やすとても重要な1つの方法であり、それが選手たちを後押ししてくれる大きな力になると信じています。

急がば回れ、だから今は、全速力で遠回りの道を駆け抜けているところ、ということです。

選手たちの想い

昨日私は、水戸市内で行われたパブリックビューイングに参加してきました。

そこにはホーリーくんと共に、メンバー外になった選手2名も参加してくれて。

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ほんとはめっちゃ悔しいはずです。

ピッチに立って皆さんを喜ばせたいはず。

お恥ずかしいながら私自身、20年くらい前に(三流ですが)サッカー選手として活動していたことがあるからこそ、こういうときの悔しさは良く想像できます。

それでもちゃんと来場してくれた方々に向けてコメントし、一緒に会場を盛り上げてくれました。

選手たちも、クラブをよくしようと協力してくれる。

そこで自分たちも成長しようとしてくれることが本当に水戸ホーリーホックらしい。

選手らとの立ち話の中で、

「PR大使ってどういうことやればいいんですか」

という質問がありましたが、とにかく担当の街のことを知って欲しいって伝えました。

「全く接点がなかったんですけど、今度プライベートで行ってこようと思ってるんです!」

そういう感情が芽生えてることが嬉しい。

是非、いいとこ見つけて発信して欲しいですね。

選手たちもまた、1人1人が協働してくれていて、みんなが水戸ホーリーホックファミリーだと感じました。


さあ、来週はホーム試合。

再来週は水曜日にも試合ありますので。

連勝目指してチーム、クラブ全体がいい準備をしていきます。

皆さま、良い1週間をお過ごしください。


頑張るときはいつも今

瀬田元吾

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