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これが水戸ホーリーホック!

こんにちは、セタゲンゴです。

前節はホームで首位横浜FCを迎え撃った『声出し応援運営検証試合』でしたが、惜しくも1-2の敗戦でした。

ロスタイムに山田奈央選手が決めた幻の同点ゴールが認められたら、とタラレバを言いたくなっちゃうくらい、最後まで諦めずに戦ったグッドゲームでした…

そこから中3日でまたも試合がやってきました。

ミッドウィークの試合、アウェイ町田ゼルビア戦。

とにかくプレーオフの順位(6位以内)への希望を保つためにはどうしても欲しい勝ち点3。

結論からいうと、3-2でアウェイ勝利。

アウェイで貴重な勝ち点3ゲット

しかも前半2点のビハインドで折り返した後半、怒涛の攻撃で3得点で大逆転に成功するという最高の展開。

得点者に関しては、今年J3テゲバジャーロ宮崎からコンビで加入した梅田魁人選手(1点目)と前田椋介選手(3点目)がそれぞれ1G1Aの大活躍。

そして最近ノリに乗っている新里涼選手(2点目)も決めて、とにかく劇的な結末でした。

涙のゴール裏

私はアウェイの試合に行くと、スタジアムの周りからスタンドの運用など、色々なところを見て回ります。

そうすることでケーズデンキスタジアム水戸の長所短所が良くわかるので。

今日の町田GIONスタジアムは新しく改装されたばかりということもあり、とても勉強になりました。

3層になっているスタンド席
上段はかなりの角度であることがわかる

後半はバックスタンドの上段から試合を見ていたのですが、試合の終盤はビジターエリアの後ろへ移動し、ファンサポーターの皆さんと同様に祈るような思いでタイムアップを待っていました。

そしてタイムアップ、歓喜の瞬間(あくまでも声出しは自粛しながら)。

中にはアウェイバスツアーの常連のマダムたちの姿もあり、皆さん試合の展開に感動しちゃって涙涙涙。

感極まった方からハグされましたが、こういう感覚、ドイツ時代は当たり前だったなぁと、フッと記憶が蘇りました。

嬉し涙でいっぱいの顔で、「有難う、有難う!」って。

危なくこちらももらい泣きしそうなくらいでしたが、それ以上に心地良い瞬間でした。

選手挨拶で感動して涙する人の姿も

水曜日の夜にもかかわらず、100人を超える方々が駆け付けてくれて。

本当に感謝しかないのに、逆に多くの方々に「良い試合を有難う」と言っていただきました。

これだからやれられないですよね。

コロナ禍に皆さんの活力になれることが嬉しい、そんな感じでした。

勝利のメガネ

さて、今日の小噺をひとつ。

劇的逆転勝利から遡ること約1時間。

運営本部のビジターチーム控え室でのお話です。

それぞれ別々のところで試合を見ていた社長小島と瀬田が顔を合わせ、軽く前半の印象を会話していたのですが。

社長小島が何やらカバンをガサゴソ。

そして取り出した別のメガネに掛け替えていたので、(選手交代ですか、と)軽く突っ込むと、

「いやいやそうそう。俺なりのゲン担ぎだよ。これで後半ひっくり返すよ!」

と。

結果はご存知の通り。

試合後に、

「試合の日は毎回そっちにしてください」

と言うと、

「こっちだと良く見えないのよ〜(苦笑)」

だそうですが。

じゃあ社長、あの劇的逆転劇は“ボンヤリ”見てたんですか?と突っ込みたくなりました笑

是非、ファンサポーターの皆さん、今後はマッチデーの社長小島メガネがなんなのかにも、ご注目ください。

『細部にこだわる』が水戸ホーリーホック。

私もなにかゲン担ぎ考えます。

「申し訳なかったし、なんでだよって」

前節の横浜FC戦、メンバーの中に前田椋介選手の名前はありませんでした。

イエローカードの累積で出場停止だったからです。

そんな前田選手と試合前に会話したのですが、

「せっかく今日は首位横浜FC相手にホームで声出し応援を受けて戦えるのに、なんでこんなタイミングで(イエローの)累積になっちゃうんだって。すごい申し訳ないし、本当悔しいです」

と。

聞けば彼はプロになってから一度もファンサポーターの声援を経験していないんだそう。

だからこそ声出し応援が戻ってくることを心待ちにしていたし、そのチャンスを逃したことがすごく悔しいと。


ちなみに町田戦の後、大崎航詩選手との会話で、

「あの試合(横浜FC戦)は外から見てても明らかにみんな動き良かったですよね。間違いなく声援に後押しされて動き良くなってたと思います」

そんな大崎選手もファンサポーターの声援を経験したことがない選手の1人。

みんな本当に声援がちゃんと解禁になることを心待ちにしているし、それはちゃんと選手の力になっています。


前田選手との会話に話を戻しますが、私は彼のことを“水戸ホーリーホックのモドリッチ”と呼んでます。

モドリッチがどんな選手かは、是非皆さんYoutubeなどで検索して欲しいのですが、とにかく今のチームには欠かせない存在になりつつあります。

そんな前田選手に唯一まだ足りていなかったのが、ゴールを奪いにいくという、相手から言うと”怖さ“の部分かなと、私は思っていました。

それが見事に表現されたのが町田戦。

1点目の梅田選手の豪快ボレーを演出した技アリループパスはもちろんでしたが、試合終了間際にあれだけゴール前まで全力疾走して、4人のDFがいる中で、いとも簡単にセンタリングのコースに入り、正確に決め切っちゃいましたから。

もはや見事としか言いようがありません。

よくまあ、あの時間帯にあそこまで走り込めるなぁと。

そして試合後の爽やかインタビュー。

イケメンがさらにイケメンで、こりゃまたファンが増えること間違いなしですね。

約束は??

梅田選手と前田選手に触れたので、もうひとネタ。

昨シーズン、J3テゲバジャーロ宮崎で大活躍して水戸ホーリーホックへやってきたコンビ。

まさに阿吽の呼吸で生まれた1点目だったわけですが、実はこの2人は小美玉市のPR大使としても一緒にでして。

その小美玉市との企画で、子供達が考えたゴールパフォーマンスの約束しているんです。

そう、約束してるんですよ。

でも梅田選手は、モンテディオ山形戦でファーストゴールを決めたあと、記憶がぶっ飛んでしまったらしく、全くパフォーマンスできずでして。

今度こそは!と意気込んでいましたが、今回のゴールでもパフォーマンス出来ず。

まあまだ1-2の状況でしたし、そこはわかります。

でもですよー。

3点目、前田選手だったじゃないですかー。

小美玉メンバーじゃないですかー。

大逆転したわけじゃないですかー。


試合後、

「パフォーマンスは?約束は??」

と聞くと、

(梅田選手)「...…あーーーーーー:(;゙゚'ω゚'):」

ということで、弁解ツイートがこちら↓

これは(小美玉市PR大使)チームの連帯責任ですので。

是非、次こそはそれが見られることを楽しみにしています。

平塚選手、よろしくお願いします😆

最後に

連戦が続いています。

7月2日に『声出し応援運営検証試合』を実施したことで、それをご経験いただいた皆さんには特別なご体験をしていただけたのではないかと思っています。

クラブとしては7月30日、8月13日の試合でも再び同様の検証試合として声出しができるように、Jリーグの方に申請しました。

これも皆さんがガイドラインを守り、安全安心な観戦環境を維持してくれていることで、次のステップに進むことができます。

改めて有難うございます。

一方で、7月10日、7月23日は一度声出しができない運営に戻ることになります。

それでも昨日のような試合をしていれば、きっと皆さん足を運んでくださると信じています。

昨日の試合は現地に行っていた方々にとっては最高な体験になったと思います。

水戸ホーリーホックは、秋葉監督率いるチームは、最後まで諦めずに戦う姿勢を常に見せ続けていくことをお約束します。

コロナ禍、皆さんの心をワクワクさせる存在でい続けますので、次の試合も是非お越しください!

三名園ダービーとなる金沢戦

今週末はタカノフーズさんのサンクスマッチということで、特別なプレゼントもご用意されています。

3000名にTシャツプレゼント!

このTシャツは同じパートナー企業であるアダストリアさんとコラボしています。

こういうパートナー同士の繋がりが生まれていくこともまた、クラブの存在意義かなと思ってます。


そしてホームタウンとしては『水戸市の日』です。

とにかく水戸市に在勤、在学、在住の皆さんにスタジアムに来ていただきたいです。

以下のようにお安くご購入いただける優待チケットをご用意していますので、是非ご活用ください。

最大75%です!

是非、今後もプラスワンをお願い致します。

スタジアムで皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

それでは!

「頑張るときはいつも今」
瀬田元吾

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