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幸せのカタチ

こんにちは、瀬田元吾です!

今週も週末を迎えましたが、皆さんにとってはどんな週でしたか?

あっという間に過ぎ去った、なんて表現よく聞きますが、充実していたのか、代わり替えのない時間だったのか、人それぞれだと思います。

先週、水戸ホーリーホックのJリーグが開幕し、私たちも慌ただしい日々が始まっています。

一方で、否が応でも試合日が来るので、ある意味目標設定はやり易い部分もあります。

試合は勝敗をコントロールできないので、そこだけは負けるとやっぱり悔しいですし、翌週に引きずることもありますが。

それでも試合ができるようになったこと、そこに人々が集まってきて、一緒に喜怒哀楽を共有できていることに充実感を感じています。

スタジアムは幸せが集まる場所

ホーム開幕戦には4600人を超える方が足を運んでくださいました。

アウェー仙台からも多くの方がご来場いただいたので、それも集客の1つの要因にはなりました。

そんな試合を振り返えると、試合の結果によって帰り道の感情は色々だったと思います。

勝敗があるので嬉しさや悔しさもそうですし,私たちの運営の不備により、また別の感情を生んでしまったということもありました(これについては改善していきます)。

一方で来場するときの皆さまの感情は、一様にワクワクだったのではないでしょうか。

ようやく戻ってきたJリーグの試合。

私がひとりの来場者だったとしてもやはり、楽しみな感情が大きかっただろうなと想像しています。

つまり、つまらないだろうなぁ、嫌だなぁ、なんてネガティブな感情でスタジアムに向かう人なんて皆無だろうなって。

それはホームのサポーターだろうが、アウェーのサポーターだろうが一緒だと思うんです。

だって嫌だったら行かないでしょうから。

だからスタジアムって「幸せ」な感情が集まる場所なんだと思います。

ウェルビーイングな世界

最近、ウェルビーイングという概念が注目されています。

私自身、この概念についてはまだまだ勉強中ですが、米国の心理学者マーティン・セリグマン氏は、この考え方には以下の5つの要素があると唱えています。

・ポジティブ感情

・物事への積極的な関わり

・他者との良い関係

・人生の意味や意義の自覚

・達成

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セリグマン氏によるとウェルビーイングとは、「持続的幸福感のある、健やかな心の状態」とされています。

瞬間的な幸せではなく持続的な幸せという点が、ウェルビーイングを理解するポイントだと定義しています(参考はこちら)。

この5つ側面を考えたとき、Jリーグの試合って、ウェルビーイングな世界を作っていくに適しているなと。


重複になりますが、試合後は勝敗によって時にネガティヴな感情は生まれてしまいます。

でもまた次の試合に向かうときは、今日は勝ってくれ!なんていうポジティブな感情に戻っているはず。

勝てれば最高の気分でお帰りいただけるし、そのときの感情を味わいたくてまたスタジアムに足を運んでいただける。

スタジアム(試合)は様々な感情を生み出す場所ですが、それでも持続的に来場者を引き寄せる存在なんだと思います。


“足し算”から“掛け算”に

私たちはそんな特別な空間を作る作業をさせていただいています。

これを自覚しているかしていないかで、運営の仕方も変わってくるはず。

皆さまの幸福が集まってくる場所だからこそ、私たちは集まってくる幸福を“足し算”ではなく“掛け算”にしていける努力が必要だな、と。

テントの配置だって、待機列だって、イベントの内容だって、案内の表示だって、お声がけだってまだまだ改善できると思っていますし、もっと違う視点で沢山の幸せを集めていけるイベントにしていきます。


そのためにも今年中に必ず、また新しい価値を示していけるように動いていきます。

ホームスタジアムが1万人のお客様で賑わい、そこに笑顔が溢れ、最高の空間で選手たちが躍動する

そんな世界を目指して運営に従事していきます。

そしてそれがきっと、ウェルビーイングな世界なんだと、私は考えています。


お待ちしています

明日、またホーム試合が開催されます。

相手は秋田ブラウブリッツ。

秋田からも100人弱の方達がご来場予定。

彼らに勝利の感情をプレゼントするつもりはありませんが、それ以外の可能な限りの幸せの感情を、秋田まだ持ち帰っていただけるように。


そして水戸サポーターの皆さまは、是非スタジアムに足をお運びください。

一緒に”ウェルビーイングな世界”を作っていきましょう。

それはきっと、皆さまの人生でも大きな存在になっていきますから。

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私は水戸ホーリーホックに来てよかったと、本気で思ってます。

明日、試合会場でお待ちしています。


頑張るときはいつも今

瀬田元吾

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