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伝える伝わる

こんにちは、セタゲンゴです。

アウェイ山形戦からの帰りのバスの中でこのNoteを書いていましたが、アップせずに次の磐田戦の朝を迎えてしまいました。

今日の試合結果次第では、この記事はお蔵入りになるなと思い、改めて磐田戦に向けた思いも記しながらの投稿とします。

激闘を制した選手たち

先週はヴァンフォーレ甲府さんに2-4で敗れ、勝ち星がない中で21位に転落し、ファンサポーター、そのほか多くの方々から厳しいお声や心配するお声をいただいていました。

そんな中で迎えたアウェイでのモンテディオ山形戦。

©️MITOHOLLYHOCK

不安や不満もあったと思いますが、それでも多くのファンサポーターが山形まで来てくれてました。

いつもと変わらず、熱い熱い応援をしてくれたことに心から感謝です。

そして今季初勝利、クラブとしてはJリーグ通算300勝目となりました。

©️MITOHOLLYHOCK

選手たちもそれに応えるべく、最後まで走りましたし、出し切ってくれたと思います。

その証拠に、タイムアップの笛と同時にピッチにぶっ倒れちゃった選手も数人いましたもんね。

それくらいしんどかったわけですし、そこまで出し切った結果だったんだと思います。

勝ったから言うわけじゃないですが、ときに厳しい声を投げかけてくる方々は、そういう選手たちのシーンを見たいんですよね。


最近、ホーム試合では細川CRCが積極的にサポーターエリアに行ってくれてます。

そこで見える景色、聞こえる声に多くの発見があると。

選手だった頃からはわからないものがたくさんあると話してくれます。

ファンサポーターたちは選手たちの行動を本当によく見ている、と。

特に失点したときの選手たちの立ち振る舞いやリアクションはすごく注力して見てるんだってことに驚いたと。

ファンサポーターと選手が都度都度声を掛け合うわけじゃないからこそ、お互いはそういうリアクションや態度を見合いながら一緒に戦っていくわけですからね。

細川CRCが、こういうことも選手に伝えていかなくちゃ、と話していたことが印象的です。

ハマさんの思い

山形での勝利は濱崎監督にとって、Jリーグクラブの監督としての初勝利でした。

監督に就任して7試合目でようやく掴んだ勝ち点3。

きっとすごく長く感じてたんじゃないかなと思います。

プロの監督って簡単じゃないんだってことを、濱さんを見ていて改めて感じましたが、その中でも信念を持ってやり続けてきた結果です。

濱さん、おめでとうございます。


そんな濱さんと試合前に少し長めの立ち話をしました。

チームの中に衝突や不穏な空気は一切ない、チームとしては点が取れているし、きっと勝てる、勝たせてあげたい、と話してくれてました。

誰もが全力でやってるだろうし、そうじゃない(100%出せない状態の選手も含めて)選手はピッチには立ってないんです。

それは間違いないし、そうじゃない選手は監督コーチがメンバーには入れません。

だからこそ監督コーチにとって選手たちが勝てないことがもどかしいし、申し訳ないなと思ってるんですよね。


そんな中、後半途中で審判のジャッジに濱崎監督が珍しく激昂し、ピッチに向かって飛び出していくシーンがありました。

もちろん審判に抗議をすることは認められてませんし、勢い余ってピッチに入り込むこともNGです。

それをふまえた上で、それでも濱崎監督がイエローカード覚悟で感情を露わにしたこと。

そこには勝利への執念を感じましたし、それを見たすべての方々への濱崎監督からのメッセージだったように感じました。

もちろん意図的にやったことじゃないでしょうし、計画的なパフォーマンスでもないはずです。

でもあのシーンが、選手たちやファンサポーターの心に、良い影響を及ぼしたのではないかと思っています。


水戸ホーリーホックの西村GMは、オンザピッチの追求とオフザピッチの発信を選手たちに求めています。

選手たちはピッチの上で表現することができる唯一の存在ですからね。

常々戦う姿勢は見せてくれていると思うし、実際戦ってくれていると感じてます。

でもときにそれが僅かでも伝わっていないことがあったりするのも事実。

伝えると伝わるは、似ているようで違うんですよね。

私もその答えはちゃんと持ち合わせているわけではないですが、昨日はそれが伝わる試合だったなと。

なんでしょうね、勝利への執念的なものなんでしょうかね。

多くの想いが集まる場所

さあそして今日はジュビロ磐田戦です。

調子が上がりきっていないとはいえ、相手はバリバリのJ1戦力を備えた超格上クラブ。

だからこそこちらに奢りの気持ちはありませんし、全力でぶつかるのみです。

ピッチでの彼らには、あとは期待するしかないわけですが、今日はJX金属さんのサンクスマッチであり、北茨城市の日でもあるのです。

毎試合色々な方々の支えがあって感謝しかないわけですが、今回は新しくホームタウンに加わった市町村としては初の「市町村の日」なわけです。

細川CRCも全力でホームタウンの巻き込みPJを推進してくれてます( #ホームタウンMHH化 )

©️MITOHOLLYHOCK
©️MITOHOLLYHOCK

北茨城市の全面協力でバスツアーが来ますし、北茨城市のJX金属さんの工場勤務の方々のバスツアーもあります。

天候次第ではありますが、子供達の前座試合やそのほか数多くの企画が用意されています。

JX金属さんからは5000本のタオルマフラーがご用意されるし、

©️MITOHOLLYHOCK

ブルーミングハットのプレゼントもあります。

こちらも5000個ご用意‼️

ドイツでは定番のノベルティを投入

あいにくの雨模様でも、また来たいと思ってもらえるような仕掛けをたくさん用意していますので。

あ、そうそう、今日からチームバスも変わります。

これまでチームを乗せて走ってくれた茨城交通さんの二代目ホーリー号はお別れ。

©️MITOHOLLYHOCK

今日のチームがスタジアムに入ってくるところが初お披露目ですので。

是非こちらもお楽しみに。

とにかく今日も本当に多くの方々のサポート・ご支援で試合ができることになります。

皆さんの熱い想いを集めて、いい結果を出したいですね。

最後に

今日も厳しい戦いになることが予想されます。

それでも勝てない相手じゃない、だから全力で挑みます。

これだけはお約束できます、絶対に。

試合結果はどうであろうとみんなで受け止めましょう。

良ければみんなで喜んで、悪ければみんなで鼓舞し合って、次に向かいましょう。

どんなときも、家族と思って声がけしてくださいね。

厳しい声もウェルカムです。

選手たちが成長する、奮起するようなものであれば。

罵声は激励ではないですからね。


私はよくバックスタンドで皆さんの応援する姿を見ています。

失点してもどんなことがあっても、皆さんが自分たちの選手に罵声を投げかけてないことはよく理解しています。

それを誇りに思っています。

是非、そんな素晴らしいサポーターエリアであり続けましょうね。

皆さん、よろしくお願いします。

さあ、勝ちましょう‼️

頑張るときはいつも今
瀬田元吾


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